コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

斉藤とも子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
斉藤友子から転送)
さいとう ともこ
斉藤 とも子
本名 斉藤友子
生年月日 (1961-03-14) 1961年3月14日(63歳)
出生地 日本の旗 日本兵庫県神戸市北区
身長 158cm
血液型 AB
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画
主な作品
映画
悪魔が来りて笛を吹く
ひめゆりの塔
テレビドラマ
明日への追跡
薔薇海峡
青春ド真中!
ゆうひが丘の総理大臣
男たちの旅路』第4部「車輪の一歩」
それゆけ!レッドビッキーズ
青春INGS ゆう子とヘレン
受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2014年野のなななのか
テンプレートを表示

斉藤 とも子(さいとう ともこ、1961年昭和36年〉3月14日 - )は、兵庫県神戸市北区[1][注釈 1]出身の女優。本名およびデビュー当時の芸名は斉藤友子(読みは同じ)。社会福祉学者社会福祉士[3]東洋大学社会学部卒業、神戸親和女子大学客員教授[4]血液型はAB型。

来歴・人物

[編集]
父は郵政省内医院の医師[2]、兄弟は妹がひとり[2]。元夫の芦屋小雁との間に1男1女がいる。
1972年
小学6年生の頃、母親をで亡くした。1975年に同じ境遇の家庭をテーマにした、日本テレビのドラマ『微笑』を見て感激し、それをきっかけに芸能界の道を志す[2]。東京新社付属神戸養成所入所[2]、父の転勤で上京したことにより、東京都新宿区にある同養成所に移籍[2]
1976年
NHKで放映された『明日への追跡』(少年ドラマシリーズ)でデビュー。
1978年
若い広場』(NHK教育テレビ)の中のコーナー「マイブック」で聞き手を務め注目を集めた。『青春ド真中!』、『ゆうひが丘の総理大臣』など、学園ドラマでの「優等生の生徒役」を多く演じた。以後、少年向けドラマ番組への出演が多数。東京都立代々木高等学校2年で中退。[5][6]
1979年
占い師のアドバイスにより芸名を「斉藤とも子」に変える(映画「悪魔が来りて笛を吹く」のパンフレットを参考)
『車輪の一歩』(『男たちの旅路』第4部)で、身体障害者である主人公を演じた。
初のシングルレコード「風のように」を日本フォノグラム(現在のユニバーサルミュージック)から発売。
1982年
映画『ひめゆりの塔』に出演。
1987年
芦屋小雁と結婚(1995年に離婚)。
1995年
タイをテレビドキュメンタリーのレポーターとして訪れ、スラムでの生活を見て共感を覚える。
1999年
大学入学資格検定受検を経て、東洋大学社会学部社会福祉学科に合格。
2003年
東洋大学大学院に進学し、原爆小頭症患者と家族の会「きのこ会」を知る。
2005年
同大学院社会学研究科福祉社会システム専攻修了。[5]
論文集『きのこ雲の下から、明日へ』を上梓。
2006年
広島の原爆を扱ったオーディオドラマ『夕凪の街 桜の国』(FMシアター)に出演。
2011年8月6日
マツダスタジアムでプロ野球公式戦ナイター広島-巨人戦の前に詩「8月6日」を朗読。

出演

[編集]

映画

[編集]

テレビドラマ

[編集]

ナレーション

[編集]
映画
  • 神戸ポートアイランド博覧会 ダイエーパビリオン体験劇場『ワールドコースター<地球一周19分>』(1981年)
  • ドキュメンタリー映画『ボクラの島を忘れない』(2005年)語り
  • 祝の島(2010年)
  • かづゑ的(2024年)
テレビ
  • ドキュメンタリー番組『ホッキョクグマと暮らす極北の町チャーチル〜写真家・Hisaの絆』(2007年1月2日、BSジャパン)
  • 被爆75年 未来へ『おーい、聴こえますか?被爆75年・ヒロシマから』(2020年8月6日、中国放送

舞台

[編集]

バラエティー番組

[編集]

その他のテレビ番組

[編集]

CM

[編集]
  • ソニー Pure Heart Audio『忘れていた時間篇』(2007年3月26日 - )妻役 北見敏之と共演

吹き替え

[編集]

ディスコグラフィ

[編集]

シングル

[編集]
# 発売日 A/B面 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1 1979年
6月5日
A面 風のように 五十嵐ひろみ 藤本あきら 高橋洋一 FS-2145
B面 サーフサイド・ボーイ 松岡志奈 高橋洋一
2 1979年
12月20日
A面 青春プラスアルファ 馬飼野康二 FS-2164
B面 陽のあたる坂道 るい 大塚博堂 戸塚修
3 1980年
10月25日
A面 私は、今… 麻木かおる 京建輔 7PL-15
B面 春の輝く光の中で 上原正三

アルバム

[編集]

タイアップ曲

[編集]
楽曲 タイアップ
1980年 私は、今… テレビ朝日系テレビドラマ「それゆけ!レッドビッキーズ」挿入歌

書籍

[編集]

単行本

[編集]
  • 青春の時間割(1979年4月、現代新社) - エッセイ
  • マイブック(1980年9月、講談社) - 聞き手 『若い広場』(NHK教育テレビ)の「マイブック」コーナーの一部を収録
  • きのこ雲の下から、明日へ(2005年8月、ゆいぽおとISBN 4-87758-401-3) - 自身の修士論文を元に加筆したもの

写真集

[編集]
  • ありがとうあなた(1979年7月、ペップ出版) - フォト&エッセイ

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 同じ神戸市でも垂水区出身としている資料もある[2]

出典

[編集]
  1. ^ 県民.comより
  2. ^ a b c d e f 週刊TVガイド 1978年2月10日号 162頁「ちょっと気になりませんか」
  3. ^ 週刊朝日 2020年6月19日号
  4. ^ 創立55周年記念福祉臨床学科主催講演会を開催いたしました 2021.06.30神戸女子大学公式サイト(2021年10月閲覧)
  5. ^ a b 東洋大学報 第201号(2005年度)OB追跡 斎藤とも子さんより
  6. ^ ウォロ(Volo)2007年3月号(通巻423号)「この人に」(第230回)大阪ボランティア協会発行より
  7. ^ 2014年8月29日にCD版がリリースされた(規格品番:PROT-1135)。
  8. ^ 2014年8月29日にCD版がリリースされた(規格品番:PROT-1136)。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]