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整粒歩合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

整粒歩合(せいりゅうぶあい)とは、穀物の外観品質の基準のひとつで、一定量の穀物粒のなかに存在する整粒(外観品質の一定の基準を満たす粒)の割合を%で示したものである。

以下では、特に玄米の検査規格について解説を行う。

整粒

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農産物規格規程によれば、もみあるいは玄米において整粒とは、対象とする米から、欠け米、割れ米、死米、未熟米、異種穀粒などを除いたものをいう[1]。同様な用語として「完全米」や「整粒米(せいりゅうまい)」が用いられる場合もある。

食用米の等級

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食用米においては、水稲うるち米もち玄米のいずれにおいても、整粒歩合70%以上を一等米、60%以上を二等米、45%以上を三等米とする[2]

酒造好適米の等級

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酒造好適米(酒米)においては、整粒歩合90%以上を特上米、80%以上を特等米、70%以上を一等米、60%以上を二等米、45%以上を三等米とする[2]

関連項目

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参考文献

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  1. ^ 農産物規格規程”. 農林水産省 (2013年3月29日). 2024年10月1日閲覧。
  2. ^ a b 玄米の検査規格”. 農林水産省. 2024年10月1日閲覧。