法楽寺 (兵庫県神河町)
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(播州犬寺から転送)
法楽寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 兵庫県神崎郡神河町中村1048 |
位置 | 北緯35度4分33.9秒 東経134度46分58.8秒 / 北緯35.076083度 東経134.783000度座標: 北緯35度4分33.9秒 東経134度46分58.8秒 / 北緯35.076083度 東経134.783000度 |
山号 | 金楽山 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 十一面千手観音 |
創建年 | 皇極天皇の時代(642年から645年) |
開基 | 枚夫長者 |
札所等 | 播磨西国三十三箇所第15番 |
文化財 | 本堂、春日神社社殿(県指定文化財)、ほか |
法人番号 | 9140005014881 |
法楽寺(ほうらくじ)は兵庫県神崎郡神河町にある高野山真言宗の仏教寺院。 山号は金楽山、本尊は十一面千手観音。別名粟賀犬寺または播州犬寺、犬寺。播磨西国三十三箇所第15番。
歴史
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『元亨釈書』と、峰相山鶏足寺の僧が記した『峰相記』によると、皇極天皇の時代(642年から645年)に豪族枚夫長者を開基、法道を開山として創建されたとされている。
古来より創建時の逸話「播州犬寺物語」の舞台として著名で、南禅寺の虎関師錬国師が1322年に著した仏教史書『元亨釈書』で紹介した日本の三十ヶ寺にも含まれている。
伽藍
[編集]- 本堂 - 1729年(江戸時代中期の享保年間)再建、十一面千手観世音菩薩(本尊)、不動明王(脇士)、毘沙門天(脇士)安置
- 開山堂 - 17世紀後期建立。法道仙人像、枚夫長者像、菩薩像二体安置
- 春日神社社殿 - 17世紀中期建立、覆屋入、三間社隅木入春日造、柿葺
- 稲荷神社社殿
- 弁天堂
- 鐘楼 - 18世紀前期建立。梵鐘は慶長9年鋳造
- 仁王門 - 天正年間の再建とされる。阿形、吽形金剛力士像安置。仁王門から本堂まで246の石段が敷かれている。
- 庫裏 - 1819年(文政2年)建立。桁行24.3m、梁間12.6m、入母屋造。
- 庫裏門
- 庫裏庭園
文化財
[編集]- 兵庫県指定文化財 - 本堂、春日神社社殿
- 神河町指定文化財 - 開山堂、鐘楼、仁王門、庫裏
交通アクセス
[編集]周辺
[編集]関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 『播州犬寺物語第二話』 神河町観光協会発行(2011年11月12日確認)
- 現地案内板(2011年11月12日確認)