撫佐昭裕
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撫佐 昭裕(むさ あきひろ)は日本の情報科学の研究者、技術者である[1]。
来歴・人物
[編集]山形大学大学院理学研究科物理学専攻を修了し、1988年に日本電気(NEC)に入社。2006年4月から社会人ドクターとして東北大学大学院 情報科学研究科博士後期課程に入学し、2009年3月に修了して、博士(情報科学)を取得した。
2014年7月から東北大学サイバーサイエンスセンター客員教授を兼務。2018年にRTi-castを設立し、ファウンダー、COOに就任した[1]。
2015年に世界初のリアルタイム津波浸水被害推計システムを日本電気の開発責任者として、東北大学、国際航業、株式会社エイツーと共同開発した[2][3]。
受賞歴
[編集]2018年 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 受賞[4]
2019年 第1回日本オープンイノベーション大賞 総務大臣賞 受賞[5]
脚注
[編集]- ^ a b “撫佐 昭裕 (Akihiro Musa) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2023年4月15日閲覧。
- ^ ““スーパーコンピュータ・シェアリング”による世界初のリアルタイム津波浸水被害推計システム”. wisdom. 2023年4月15日閲覧。
- ^ “スパコンをリアルタイムで活用し津波被害推計 NECがつなげたシステムが全国に拡大中”. 日本電気. 2023年4月15日閲覧。
- ^ “平成30年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 受賞者一覧”. 文部科学省. 2023年4月24日閲覧。
- ^ “「第1回 日本オープンイノベーション大賞」 受賞取組・プロジェクトの概要について”. 内閣府. 2023年4月24日閲覧。