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掌院学士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

掌院学士(しょういんがくし、満洲語ᠪᠠᠢᡞᠲᠠ ᠪᡝ
ᠬᠠᡩ᠋ᠠᠯᠠᠷᠠ
ᠠᠰᡥᠠᠨ ᠊ᡳ
ᠪᡞᡨ᠌ᡥᡝᡞ
ᡩᠠ
 転写:baita be kadalara ashan -i bithei da)は中国清代官職のひとつ。従二品に相当する。

掌院の「院」とは翰林院ᠪᡳᡨ᠌ᡥᡝᡳ
ᠶᠠᠮᡠᠨ
、bithei yamun)を指しており、掌院学士はまさに才人を集めた機構を代表する官職であった。掌院学士の下には侍読学士(ᠠᡩ᠋ᠠᡥᠠ
ᡥᡡᠯᠠᡵᠠ
ᠪᡳᡨ᠌ᡥᡝᡳ
ᡩᠠ
、adaha hūlara bithei da)、侍講学士(ᠠᡩ᠋ᠠᡥᠠ
ᡤᡳᠶᠠᠩᠨᠠᡵᠠ
ᠪᡳᡨ᠌ᡥᡝᡳ ᡩᠠ
、adaha giyangnara bithei da)、修撰(ᠪᠠᠨᠵᡳᠪᡠᠮᡝ
ᡩᠠᠰᠠᡴᡡ
、banjibume dasakū)、編修(ᠠᠴᠠᠪᡠᠮᡝ
ᠪᠠᠨᠵᡳᠪᡠᡴᡡ
、acabume banjibukū)、検討(ᡴᡳᠮᠴᡳᠮᡝ
ᠪᠠᡳ᠌ᠴᠠᡴᡡ
、kimcime baicakū)などがあり、さらにこれらを輔ける典簿(ᡩᠠᠩᠰᡝ
ᡝᠵᡝᡵᡝ
ᡥᠠᡶᠠᠨ
、dangse ejere hafan)などの官職もあった。