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折笠豊和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
折笠豊和
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 埼玉県
生年月日 (1977-03-03) 1977年3月3日(47歳)
血液型 B型
騎手情報
所属団体 埼玉県浦和競馬組合
所属厩舎 冨田敏男(浦和)
勝負服 胴青・右赤襷・袖白
初免許年 2001年
免許区分 平地
騎手引退日 2017年
通算勝利 1638戦4勝[1]
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折笠 豊和(おりかさ とよかず、1977年3月3日 - )は、地方競馬浦和競馬場冨田敏男厩舎に所属していた元騎手である。

人物・来歴

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浦和競馬場へ厩務員として入り、2001年6月1日付けで地方競馬騎手免許を取得、内田友一厩舎からデビューした[2]。同年6月11日、浦和競馬第5競走(C2二組条件戦)でレース初騎乗(騎乗馬はネーハイワールド、10頭立て10番人気10着)。その後、冨田藤男厩舎に所属変更。

勝ち星・騎乗馬ともに恵まれなかったが、2005年10月21日、浦和競馬第6競走(C2七組条件戦)にてリトルクラウド(8頭立て3番人気)に騎乗し、311戦目・デビュー4年4か月目にして待望の初勝利を手にした[3]。しかし、それ以後ふたたび勝ち星から遠ざかり、2勝目を挙げたのは2013年5月20日のことであった[4]。初勝利から2勝目までの間の810連敗は騎手としての最長連敗記録であるとも言われる[5]

2011年6月3日付けで冨田藤男調教師が引退したため、6月4日付けで吉田正美厩舎へと所属が変更された[6]が、冨田藤男師の息子である敏男師の開業に伴い、同年7月21日付けで冨田敏男厩舎所属となっている[7]

所属していた冨田藤男厩舎が浦和以外の他場への遠征にも積極的であったことから、大井競馬場川崎競馬場船橋競馬場での騎乗機会も多かった。しかし他場開催でも騎乗を任されるのは勝算の薄い馬がほとんどで、他場での成績も芳しくなかった。

浦和競馬開催時には、粗品配布などのファンサービスや募金活動に積極的に参加しており、公式サイトにその様子がしばしば掲載されていた。

2017年1月31日付けで騎手を引退した。

脚注

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  1. ^ 地方競馬 データ情報 騎手情報 折笠 豊和”. 地方競馬全国協会. 2018年8月15日閲覧。
  2. ^ 地方競馬トピックス(福島県畜産振興協会)
  3. ^ 浦和競馬からのお知らせ「折笠騎手の初勝利について」(南関東4競馬場)”. 2005年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年12月4日閲覧。
  4. ^ 折笠騎手が8年ぶりV!05年10月以来2勝目”. スポーツニッポン (2013年5月21日). 2013年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月21日閲覧。
  5. ^ ハルウララを超える“192連敗”競走馬の行方は?”. 日刊SPA!. 扶桑社 (2013年11月18日). 2018年8月15日閲覧。
  6. ^ 折笠豊和騎手の所属厩舎の変更について(PDF) - 浦和競馬
  7. ^ 折笠豊和騎手の所属厩舎の変更について - 浦和競馬ニュース

関連項目

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外部リンク

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