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折原脩三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

折原 脩三(おりはら しゅうぞう、1918年11月4日 - 1991年2月28日)は、日本の思想や老い問題評論家。本名・伊東庫之助。

来歴

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千葉県生まれ。東京商科大学(現・一橋大学)卒業。横浜正金銀行に勤務。

戦時中は陸軍二等兵として中国で従軍。

戦後、東京銀行に勤務するかたわら、評論活動を行っていたが、1973年に退職。

退職後は思想の科学研究会会長をつとめた。

著書

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  • 『愛不在』矢島書房 1962
  • 『虚無と自我の唄』金剛出版 1967 「小説と詩と評論 叢書」
  • 倉田百三の愛と認識の結末』柏樹社 1969
  • 『主体と歴史的過失 倉田百三・ふたつの結末』右文書院「右文選書」 1979 
  • 『老いるについて』日本経済評論社 1980
  • 『ひとつの親鸞研文出版 1981
  • 『「老いる」の構造』日本経済評論社 1981
  • 『「老いる」の情念』日本経済評論社 1982
  • 『「老いる」の自我』日本経済評論社 1983
  • 『『大菩薩峠』曼荼羅論』田畑書店 1984
  • 『「老いる」の幻想』日本経済評論社 1984
  • 『一期は夢よただ狂へ』日本経済評論社 1987
  • 『私と親鸞とのかかわり』真宗大谷派宗務所出版部 1987 (東本願寺伝道ブックス)
  • 辻まこと・父親辻潤 生のスポーツマンシップ』リブロポート (シリーズ民間日本学者) 1987、平凡社ライブラリー 2001
  • 深沢七郎論 体をゆすっただけの小説が書きたい』田畑書店 1988
  • 『大虚空にそよ風が流れる』日本経済評論社 1988

関連書

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  • 伊藤益臣『ひとつの昭和精神史―折原脩三の老いる、戦場、天皇と親鸞』思想の科学社 2006

参考

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