承久海道キンニャモニャセンター
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承久海道キンニャモニャセンター | |
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情報 | |
用途 | ターミナル、観光協会、直売所、庁舎 |
設計者 | アズテック建築設計研究室[1] |
施工 | 松江土建[1] |
事業主体 | 海士町[1] |
管理運営 | 株式会社ふるさと海士 |
構造形式 | 木造[2][1] |
敷地面積 | 15,092.87 m²[1] |
建築面積 | 1,229.39 m²[1] |
延床面積 | 1,562.92 m²[1] |
階数 | 2階建[2][1] |
竣工 | 2002年4月 |
所在地 |
〒684-0404 島根県隠岐郡海士町福井1365-5 |
位置 | 北緯36度06分17.6秒 東経133度04分36.9秒 / 北緯36.104889度 東経133.076917度座標: 北緯36度06分17.6秒 東経133度04分36.9秒 / 北緯36.104889度 東経133.076917度 |
承久海道キンニャモニャセンター(じょうきゅうかいどうキンニャモニャセンター)は、島根県隠岐郡海士町の菱浦港にある複合施設。運営は第三セクターの株式会社ふるさと海士。
後鳥羽上皇の隠岐配流に因んで「承久海道」と、海士町発祥の隠岐民謡であるキンニャモニャに因んで「キンニャモニャ」という名前が付けられている[1][3]。島根県立隠岐島前高等学校がある丘陵を背にして、隠岐汽船のフェリー・高速船や内航船が発着する菱浦港の入り江に面して建っている。
歴史
[編集]海士町では1994年(平成6年)に第三セクターのマリンポートホテル海士が開業している[3]。ホテルに次ぐ第三セクターの施設として、2002年(平成14年)4月に承久海道キンニャモニャセンターが開館した[3][4]。木造2階建の建物であり、設計はアズテック建築設計研究室、施工は松江土建である[1]。キンニャモニャセンターの開館を機に、海士町は観光と定住を担う「交流促進課」、第一次産業の振興を図る「地産地商課」、新たな産業の創出を目指す「産業創出課」の3課を海士町役場からキンニャモニャセンター内に移している[5]。
2003年(平成15年)には島根県による第10回しまね景観賞で公共建築部門奨励賞を受賞した[1]。2012年(平成24年)3月10日と11日には10周年創業祭が開催された[6]。2015年(平成27年)4月にはリニューアル感謝祭を開催し、津軽三味線のライブ演奏や隠岐民謡の披露などが行われた[4]。
施設
[編集]- 交通ターミナル
- 海士町役場の施設
- 観光案内所である海士町観光協会
- 海士町漁協の直売店である「大漁」
- 海士町役場の産業三課(交流促進課、地産地商課、産業創出課)
- 海士町中央図書館キンニャモニャセンター図書分館
- 株式会社ふるさと海士の直営施設
- 農産物直売所「しゃん山」
- 土産物・特産物の商店「島じゃ常識商店」
- レストラン「船渡来流亭」
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フェリー・高速船の待合所
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海士町観光協会(右)と島じゃ常識商店(左)
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海士町中央図書館キンニャモニャセンター図書分館
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 第10回しまね景観賞 島根県
- ^ a b 人と情報、資源が集まる拠点「承久海道キンニャモニャセンター」 株式会社ふるさと海士
- ^ a b c 「がんばる自治体の町づくり奮闘記 島根県隠岐郡海士町」『ネルシス』第4号、2003年
- ^ a b 隠岐・中ノ島「キンニャモニャセンター」、リニューアル祝う感謝祭開催へ 隠岐経済新聞、2015年4月21日
- ^ 「行政も稼がねば 離島を再生した「よそ者」町長 島根県海士町長 山内道雄氏(上)」Nikkei Style、2017年5月5日
- ^ キンニャモニャセンター10周年創業祭が行われました! 海士町、2012年3月10日
外部リンク
[編集]- キンニャモニャセンター 株式会社ふるさと海士