コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

所子村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ところごそん
所子村
廃止日 1955年9月1日
廃止理由 新設合併
所子村高麗村(一部)→ 大山町
現在の自治体 大山町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
西伯郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 3,821
国勢調査、1950年)
隣接自治体 名和町大山村、高麗村
所子村役場
所在地 鳥取県西伯郡所子村大字国信
座標 北緯35度29分18秒 東経133度27分03秒 / 北緯35.48822度 東経133.45092度 / 35.48822; 133.45092 (大山村)座標: 北緯35度29分18秒 東経133度27分03秒 / 北緯35.48822度 東経133.45092度 / 35.48822; 133.45092 (大山村)
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

所子村(ところごそん[1])は、鳥取県西伯郡にあった。現在の西伯郡大山町の一部にあたる。

地理

[編集]

阿弥陀川の下流域に位置していた[2]

歴史

[編集]
  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、汗入郡所子村、末長村、末吉村、国信村、福尾村、上野村、唐王村、平木村、神原村、中高村、野田村、清原村が合併して村制施行し、所子村が発足[1][2]。旧村名を継承した所子、末長、末吉、国信、福尾、上野、唐王、平木、神原、中高、野田、清原の12大字を編成[2]。村役場を大字所子に設置[2]
  • 1896年(明治29年)4月1日、郡の統合により西伯郡に所属[2]
  • 1898年(明治31年)大字中高で大火が発生し27戸焼失[5]
  • 1918年(大正7年)所子郵便局開設[2]。1952年(昭和27年)大字国信に移転[6]
  • 1934年(昭和9年)阿弥陀川、江東川の氾濫で大きな被害を受けた[7]
  • 1939年(昭和14年)明治乳業所子工場開設[2]
  • 1941年(昭和16年)村役場を大字国信の大山口集落に移転[2]。大字中高で大火が発生し41戸焼失[5]
  • 1955年(昭和30年)9月1日、西伯郡高麗村(一部)と合併し、町制施行し大山町を新設して廃止された[1][2]。合併後、大山町大字所子・末長・末吉・国信・福尾・上野・唐王・平木・神原・中高・野田・清原となる[2]

産業

[編集]
  • 農業
  • 産物:米、葉煙草[6][8]

交通

[編集]

教育

[編集]
  • 1907年(明治40年)精華尋常高等小学校開設[2]。1947年(昭和22年)所子小学校に改称[2]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』513頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』521-522頁。
  3. ^ 「福尾〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』657頁。
  4. ^ 「唐王〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』516頁。
  5. ^ a b 「中高〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』554頁。
  6. ^ a b 「国信〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』298-299頁。
  7. ^ 「清原〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』287頁。
  8. ^ 「上野〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』129頁。

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]