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我が父祖の土地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Land of My Fathers
Hen Wlad Fy Nhadau
ランド・オブ・マイ・ファーザーズ
ヘーン・ウラード・ヴァ・ンハダイ
和訳例:我が父祖の土地
関連画像
ラグビーワールドカップ2011年大会でウェールズの旗を振る少年。

愛国歌の対象
イギリスの旗 イギリス
ウェールズ

作詞 エヴァン・ジェームズ(1856年)
作曲 ジェームズ・ジェームズ(1856年)
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我が父祖の土地(わがふそのとち)は、ウェールズ国歌である。ウェールズ語の正式な歌名は「Hen Wlad Fy Nhadau」(ヘーン・ウラード・ヴァ・ンハダイ、 ウェールズ語発音: [heːn wlɑːd və ˈn̥adaɨ̞])で、直訳すると「我が父祖の古き土地」となるが、英語では単に「Land of My Fathers」と表され、邦題も英題にならう。「わが父祖の国」「我が父なる国」「我が祖先の地」などの邦題もある。

概要

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1856年1月にハープ奏者のジェームズ・ジェームズが、元曲となる「Glan Rhondda(ロンザ川英語版の岸辺)」を作曲し、それに彼の父エヴァン・ジェームズ英語版が詞をつけた。

最も初期の写しが、ウェールズ国立図書館英語版の収集物に現存する。

初演は父子の出身である南ウェールズのポンタプリズ英語版

1858年スランゴスレン英語版アイステズヴォド英語版で公開されてから、次第にウェールズ国歌として認識されるようになった。

元々は八分の六拍子の曲であったが、一般的に歌われ始めてから、現在のテンポまで徐々に拍子が遅くなっていった。

歌詞

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ウェールズ語
(1番)

Mae hen wlad fy nhadau yn annwyl i mi,
Gwlad beirdd a chantorion, enwogion o fri;
Ei gwrol ryfelwyr, gwladgarwyr tra mad,
Dros ryddid collasant eu gwaed.

(コーラス)

Gwlad, gwlad, pleidiol wyf i'm gwlad.
Tra môr yn fur i'r bur hoff bau,
O bydded i'r hen iaith barhau.

(2番)

Hen Gymru fynyddig, paradwys y bardd,
Pob dyffryn, pob clogwyn, i'm golwg sydd hardd;
Trwy deimlad gwladgarol, mor swynol yw si
Ei nentydd, afonydd, i mi.

(コーラス)


(3番)

Os treisiodd y gelyn fy ngwlad tan ei droed,
Mae hen iaith y Cymry mor fyw ag erioed,
Ni luddiwyd yr awen gan erchyll law brad,
Na thelyn berseiniol fy ngwlad.


(コーラス)
日本語訳[1]
(1番)

我が父祖の地は我に親しく
吟遊詩人と歌うたひと誉れ高き者らの地
勇敢な戦士ら、輝かしき愛国者らは
自由のために血を流せり


(コーラス)
御国よ、御国よ、我は国に忠実なり。
海に守らるるとき、大地はいと清らなり
おお、古き言葉よ風雪に耐へたまえ


(2番)

古き山の国ウェールズ、吟遊詩人の楽園よ
いづれの谷、いづれの崖も、我には美しく見えん
祖国の愛を通じて、川の流るる音も小川のせせらぎも
我には心地よく聞こえん


(コーラス)


(3番)

たとえ敵が我が土地をその膝下に置いたとしても、
ウェールズの古き言葉は永久に生き続け、
ミューズは恐るべき反逆の手で妨げられることはなく、
祖国の琴の音が止むこともなし。


(コーラス)

脚注

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  1. ^ 英語訳からの重訳

関連項目

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