成相肇
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成相 肇(なりあい はじめ、1979年 - )は、日本のキュレーター、美術評論家。専門は日本の現代美術。東京国立近代美術館主任研究員。倫雅美術奨励賞、美連協カタログ論文賞受賞。
人物・経歴
[編集]島根県生まれ[1]。島根県立松江北高等学校を経て[2]、2001年一橋大学商学部経営学科卒業。2003年一橋大学大学院言語社会研究科修了[3]。2005年から府中市美術館学芸員。2012年から東日本鉄道文化財団東京ステーションギャラリー学芸員/基礎芸術研究員[4][5][6]。2021年から東京国立近代美術館主任研究員[7]。基礎芸術 Contemporary Art Think-tankメンバー[1]、日本現代アート委員会委員[8]。
日本の現代美術のキュレーターとして活動するほか[5]、美術評論も行う[6]。2011年論文「石子順造的世界-脈打つ「ぶざまさ」を見据えて」で美連協カタログ論文賞・優秀論文賞受賞[9]。2012年「石子順造的世界 美術発・マンガ経由・キッチュ行」展の企画及びカタログ中の論文で倫雅美術奨励賞・美術評論部門受賞[3]。
著書
[編集]- 『芸術のわるさ コピー、パロディ、キッチュ、悪』かたばみ書房 2023年
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 「AMSEA2017|日別聴講|A1-3,4|キュレーション実践学 講師:中村史子(愛知県美術館 学芸員)+成相肇(東京ステーションギャラリー 学芸員)」東京大学社会を指向する芸術のためのアートマネジメント育成事業
- ^ 成相 肇
- ^ a b 「【受賞】 第24回 倫雅美術奨励賞」アートアニュアルオンライン2012年11月22日
- ^ 「TWS-Emerging 2014 (後半)」TOKYO WONDER SITE
- ^ a b 「成相肇(なりあい・はじめ)」美術館・アート情報 artscape
- ^ a b 「成相 肇(東京ステーションギャラリー学芸員/評論家)」ARTS FIELD TOKYO
- ^ 成相 肇 NARIAI Hajime美術評論家連盟 AICA JAPAN
- ^ 文化庁が連続ウェビナーを開催。「コロナ以降」の新しいアートのあり方を議論美術手帖2020.7.26
- ^ 「奨励・助成制度 受賞者一覧:美術館連絡協議会」読売新聞