慶良間諸島国立公園
表示
慶良間諸島国立公園 Kerama Shoto National Park[1] | |
---|---|
渡嘉敷島 阿波連ビーチとハナレ島 | |
指定区域 | 北緯26度12分00秒 東経127度18分00秒 / 北緯26.20000度 東経127.30000度座標: 北緯26度12分00秒 東経127度18分00秒 / 北緯26.20000度 東経127.30000度 |
分類 | 国立公園 |
面積 |
93,995ha (陸域:3,520ha、海域:90,475ha)[2] |
前身 | 沖縄海岸国定公園慶良間地域 |
指定日 | 2014年3月5日 |
運営者 | 環境省 |
事務所 | 沖縄奄美自然環境事務所 |
公式サイト | 慶良間諸島国立公園(環境省) |
慶良間諸島国立公園(けらましょとう こくりつこうえん)は、沖縄県慶良間諸島及び周辺海域を区域とする国立公園である。
概要
[編集]座間味島、渡嘉敷島の両島をはじめとする慶良間諸島および周囲のサンゴ礁を含む海域からなる。指定面積は、陸域が3,520ha、海域が90,475ha(うち海域公園地区が8,290ha、普通地域が82,185ha)[2]で、海域の面積は西表石垣国立公園を上回り国内最大。また、各島から約7kmの範囲が海域として指定されているが、これは国立公園の中で最長である[3]。
従来は沖縄海岸国定公園に1978年に追加編入されていた地域であったが、"ケラマブルー"と呼ばれる透明度の高い海やサンゴ礁が高密度に分布していること[4]、ザトウクジラの繁殖地であること[2]などから、沖縄海岸国定公園から慶良間地域を削除し、新たに慶良間諸島国立公園として国立公園に指定した。日本で31番目の国立公園であり、既存の国立公園の分割や拡張によらない全く新規の国立公園の指定は、1987年の釧路湿原国立公園以来である[3]。
経緯
[編集]関連市町村
[編集]脚注
[編集]- ^ 慶良間諸島国立公園 美ら海慶良間 海と島がつくるケラマブルーの世界 (PDF) 環境省那覇自然環境事務所
- ^ a b c d “慶良間諸島国立公園の指定の概要” (PDF). 環境省. 2014年3月5日閲覧。
- ^ a b “慶良間諸島国立公園が誕生 きょう指定”. 沖縄タイムス. (2014年3月5日) 2014年3月6日閲覧。
- ^ “沖縄の慶良間諸島を国立公園に指定”. 社会ニュース. NHKweb (2014年3月5日). 2014年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月5日閲覧。
- ^ 「平成26年環境省告示第17号「沖縄海岸国定公園の公園区域を変更する件」」(PDF)『官報』号外46号、国立印刷局、2014年3月5日、1頁。
- ^ 「平成26年環境省告示第19号「慶良間諸島国立公園を指定する件」」(PDF)『官報』号外46号、国立印刷局、2014年3月5日、2頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 慶良間諸島国立公園の指定の概要 (PDF) 環境省那覇自然環境事務所
- 慶良間諸島国立公園 美ら海慶良間 海と島がつくるケラマブルーの世界 (PDF) 環境省那覇自然環境事務所