コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

感傷 (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『感傷』
大塚博堂スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ニューミュージック
時間
レーベル 東芝EMI
ユニバーサルミュージック(2023年盤)
プロデュース 下河辺晴三
チャート最高順位
大塚博堂 アルバム 年表
大塚博堂ライブ
(1980年)
感傷
(1981年)
大塚博堂・FOREVER
(1981年)
EANコード
JAN 4988031549209(2023年盤)
『感傷』収録のシングル
  1. センチメンタルな私小説
    リリース: 1980年11月21日
  2. 春は横顔
    リリース: 1981年2月5日
  3. トマトジュースで追いかえすのかい
    リリース: 1981年7月21日
テンプレートを表示

感傷』(かんしょう)は、1981年2月21日に発売された大塚博堂の8枚目のアルバム東芝EMI移籍第1弾にして、最後のアルバムとなる。

概要

[編集]

レコード会社を移籍して最初のアルバムであった。“感傷とは、やさしさと弱さの間を流れる川である”をテーマにしたもので、センチメンタルをテーマにしている。このアルバムは、作詞は全曲阿久悠、作曲は全曲博堂、編曲は、トランザムのリーダーで、元ザ・ハプニングス・フォーのメンバー、またクニ河内の実弟でもあるチト河内が担当した。阿久の詞に博堂が曲をつけるとき、メロディがなかなか思い浮かばなく苦悩した曲もある。博堂は、みんなが口ずさみやすいのを考えたと後に話している。アルバム発売から3ヵ月後、博堂が亡くなる。

発売後長らくCD化されていなかったが、2023年1月25日、ユニバーサルミュージックより初CD化、発売された。

ジャケットのイラスト

[編集]

ジャケットのイラストは、博堂自身がパステルを使って描いたものである。

収録曲

[編集]
全作詞: 阿久悠、全作曲: 大塚博堂、全編曲: チト河内。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.春は横顔阿久悠大塚博堂
2.トマトジュースで追いかえすのかい阿久悠大塚博堂
3.処女おとめよ」阿久悠大塚博堂
4.「林檎の皮」阿久悠大塚博堂
5.「最初の微笑」阿久悠大塚博堂
6.「私の愛は間違いじゃない」阿久悠大塚博堂
7.「ミセス・ホワイトに伝えて」阿久悠大塚博堂
8.「たそがれ」阿久悠大塚博堂
9.センチメンタルな私小説阿久悠大塚博堂
10.「ムキになるなよお嬢さん」阿久悠大塚博堂
合計時間:

脚注

[編集]
  1. ^ 『オリコン・チャートブック LP編 昭和45年 - 平成1年』オリジナル・コンフィデンス、1990年、99頁。ISBN 4871310256