愛田純
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略歴
[編集]1970年代の東映のいわゆるピンキー・バイオレンス映画に脇役として多数出演。お色気を売りにした他の女優と比べてボーイッシュな容貌とワイルドな魅力を備えており、迫力ある乱闘シーン、ケンカシーンで見せ場を作った。着衣のままだとスレンダーだが、ヌードは意外に豊満でもあった。石井輝男監督、池玲子主演の『やさぐれ姐御伝 総括リンチ』では、これまでのボーイッシュなムードとは一転し退廃的で白痴っぽい演技を見せてもいる。 テレビドラマにも映画同様、不良少女の役で少なからぬ出演作があり、なかでも東京12チャンネルで放送された「高校教師(1974年版)」は、その代表作といえる。なお、活動初期は「愛田ジュン」と名前がカタカナ表記だった。
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- プレイガール(1973年2月、東映・東京12ch) - 第203話「女番長対プレイガール」出演
- 新・サインはV(1973年 - 1974年、TBS)坂口良子主演
- 高校教師(1974年、東宝・東京12ch)レギュラー出演・浅野秋子役
- 純愛山河 愛と誠(1974年、東京12ch) - 池上季実子主演
- 太陽にほえろ!(東宝・NTV)
- 第124話「仰げば尊し」(1974年) - イサムのバイク仲間
- 第147話「追跡! 拳銃市場」(1975年) - 石川の恋人
映画
[編集]- 女囚701号/さそり(1972年、東映東京)
- 狂走セックス族(1973年、東映京都) - 渡瀬恒彦主演
- 女番長 感化院脱走(1973年、東映京都)
- やさぐれ姐御伝 総括リンチ(1973年、東映京都)
- 恐怖女子高校 不良悶絶グループ(1973年、東映京都)
- 恐怖女子高校 アニマル同級生(1973年、東映京都)
- 女番長 タイマン勝負(1974年、東映京都)
- 女番長 玉突き遊び(1974年、東映京都)
- 激突!若大将(1976年、東宝)
関連項目
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