愛国ポルノ
表示
愛国ポルノ(あいこくポルノ)とは、自国を過度に礼賛する書籍やテレビ番組に対する卑称。
概要
[編集]2014年頃から見られた嫌韓本や嫌中本の後に出てきた言葉で、「中世や戦前の日本は優れていた」、「日本の文化や社会は他国と比較して優れている」等を主張する。作家の石田衣良は「右傾エンターテイメント」「右傾エンタメ」と呼称している[1]。ただし、この風潮は21世紀に入って突然現れたものではなく、1930年代には既に存在した(日の出1933年10月号付録「世界に輝く日本の偉さはここだ」)。
韓国語にも似たような概念があり、国を愛することが気持ちよくて中毒性があることを覚醒剤(ヒロポン)にたとえて、국(国)と히로뽕(ヒロポン)の合成語で국뽕(クッポン)という[2]。
対義語は「衰退ポルノ」[要検証 ]
脚注
[編集]- ^ 石田衣良氏 「右傾エンタメ作品」ばかりが売れる社会を分析(全2ページ) - NEWSポストセブン
- ^ 慎武宏. “「Do you know キムチ?」韓国の若者たちが毛嫌いする“クッポン”とは?”. Yahoo!ニュース. 2017年12月22日閲覧。