愛南町立内海中学校
表示
愛南町立内海中学校 | |
---|---|
空中写真(2019年10月) | |
北緯33度02分19.71秒 東経132度29分18.25秒 / 北緯33.0388083度 東経132.4884028度座標: 北緯33度02分19.71秒 東経132度29分18.25秒 / 北緯33.0388083度 東経132.4884028度 | |
過去の名称 | 内海村立内海中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 |
内海村(1987年 - 2004年) 愛南町(2004年 - 2024年) |
併合学校 |
内海村立柏中学校 内海村立家串中学校 内海村立魚神山中学校 |
校訓 | 自主 友愛 健康 |
設立年月日 | 1987年4月1日 |
閉校年月日 | 2024年3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | C138250600013 |
校舎面積 | 2,696 m2[1] |
所在地 | 〒798-3703 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
愛南町立内海中学校(あいなんちょうりつ うちうみちゅうがっこう)は、愛媛県南宇和郡愛南町にあった男女共学の公立中学校。生徒数の減少に伴い、2024年3月をもって閉校した[2]。
概要
[編集]愛媛県南端部、宇和海に面した漁村に位置していた小規模校。宇和海に向かって突き出した由良半島の南岸(由良半島の北半分は北宇和郡津島町に属していた)の入江に漁村が点在し、魚神山・家串の集落にも中学校がおかれ、村南部の柏集落にあった内海村立柏中学校とともに統合し、新たに村のほぼ中央にあたる須ノ川の地に内海村立の「内海中学校」として設置された[2][3]。これにより旧内海村内では唯一の中学校となった。当地は真珠・魚類の海面養殖業をはじめとした水産業が盛んではあるものの、平地に乏しいため総じて他の産業は振るわなかった。このため過疎化や少子化に抗しがたく生徒数は減少した。ピーク時の1998年には138人が在籍していたが減少に歯止めがかからず、2010年代中頃からは20人台を推移していた[2][4]。生徒数の減少のため、当校から約14km離れた愛南町立御荘中学校へ編入統合することとなり、閉校に至った[5][2][6]。なお、閉校する2023年度は3年生12人のみが通学した[2]。海とともに歩んできた地域であることから、海の恵みを生かした学習に力を入れてきた[2]。
沿革
[編集]- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)2月28日 - 体育館・プール・卓球場を落成[3]。
- 1997年(平成9年)8月27日 - 校舎と体育館を修繕[3]。
- 1999年(平成11年)4月1日 - 特殊学級(現:特別支援学級)を開設[3]。
- 2004年(平成16年)10月1日 – 内海村が南宇和郡5町村で合併し新たに愛南町が発足したため、「愛南町立内海中学校」に改称[3]。
- 2024年(令和6年)
- 2025年(令和7年) - 家串小学校と柏小学校の統合校が施設を利用予定[1]。
教育目標
[編集]2023年度の教育目標を掲載[7]。
- 自律・貢献
- 気付き・考え・行動する
部活動
[編集]2021年度時点[8]。
運動部
[編集]- 軟式野球部 - 1993年と2001年に行われた県中総体では優勝している[3]。
- バレーボール部
廃部した部活動
[編集]施設概要
[編集]主な施設を掲載。面積は延床面積を記載[1]。
- 校舎(2,696 m2) - 鉄筋コンクリート造3階建て
- 体育館(1,000 m2) - 鉄筋コンクリート造2階建て
- プール - 鉄筋コンクリート造
- プール槽部分:325 m2、ステンレス造
- プール付属棟(130 m2) - 鉄筋コンクリート造平屋建て
- グラウンド
- 教員住宅(125 m2) - 鉄筋コンクリート造2階建て
- 教員住宅(125 m2) - 鉄筋コンクリート造2階建て
アクセス
[編集]バス
[編集]- 「須の川」バス停(宇和島バス)から徒歩で約1分
周辺
[編集]- 愛南町内海郷土資料館
- 須ノ川公園
- 海栄寺
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “愛南町学校施設等長寿命化計画”. 愛南町. pp. 3,5,31 (2023年3月). 2024年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 「「さようなら内海中」37年の歴史に幕 愛南で閉校式、卒業生らが別れ惜しむ」『愛媛新聞』2024年3月18日。オリジナルの2024年3月19日時点におけるアーカイブ。2024年3月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “沿革”. 愛南町立内海中学校. 愛媛県教育委員会. 2024年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月26日閲覧。
- ^ “愛南町立内海中学校 - 学年別の生徒数・学級数”. ガッコム. 2024年3月26日閲覧。
- ^ 「最後の卒業生で良かった」愛南町の内海中学校 12人に卒業証書 ピリオドに涙【愛媛】」『テレビ愛媛』2024年3月15日。オリジナルの2024年3月26日時点におけるアーカイブ。2024年3月26日閲覧。
- ^ a b 「「ありがとう・さようなら内海中」閉校の中学校で卒業式 多い時は140人の生徒も最後は12人 少子化による生徒数の減少で」『あいテレビ』2024年3月15日。オリジナルの2024年3月26日時点におけるアーカイブ。2024年3月26日閲覧。
- ^ “令和5年度教育計画”. 愛南町立内海中学校. 愛媛県教育委員会. 2024年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月26日閲覧。
- ^ “令和3年度運動部活動活動計画”. 愛南町立内海中学校. 愛媛県教育委員会. 2024年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月26日閲覧。