愛南サン・フィッシュ
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒798-4110 愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城1-10 |
設立 | 2017年10月16日 |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 水産加工品の製造、企画及び販売 |
代表者 | 代表取締役社長 荻原 寿夫 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 32名(2022年7月現在) |
主要株主 | イヨスイ 100% |
外部リンク | http://a-sf.co.jp/ |
株式会社愛南サン・フィッシュ(あいなんサン・フィッシュ)は、愛媛県南宇和郡愛南町に本社を置く水産加工会社。
概要
[編集]2017年8月に伊予銀行、宇和島信用金庫、地域経済活性化支援機構が愛南町の海面養殖業や水産加工業に資金提供する「水産業創成ファンド」を設立[1]。ファンド設立に当たって、水産加工や企画販売を行う会社を事業者らと立ち上げる事が計画され、同年10月に「株式会社愛南サン・フィッシュ」が設立された。水産業創成ファンドのほか、愛南町内の養殖業者8社が出資した[2]。社名は、愛南の豊かな海に降り注ぐ太陽(SUN)と、愛南産(SAN)の元気な魚をイメージし付けられた[3]。
愛南町に初めての本格的な水産加工施設を整備し、2019年4月に稼働を開始した[4]。愛南町は2015年のマダイとカンパチの養殖生産量が全国2位で有数の産地であったが、これまで大規模な水産加工場がなかったため、業者は水産商社に活魚のまま出荷することが多かった[4]。養殖マダイなど地元産の鮮魚を刺し身や煮付けなど付加価値の高い食品に加工し、関東以北のスーパーや飲食店に出荷することで生産者の所得向上を図っている[4]。
2022年3月31日に水産商社のイヨスイが全株式を取得し、完全子会社となった[5]。
沿革
[編集]脚注
[編集]- ^ 『愛媛新聞』2017年8月23日朝刊「伊予銀など 水産業支援へファンド 愛南対象 資金提供 県や町と連携協定」
- ^ 『愛媛新聞』2018年10月27日朝刊「養殖魚に付加価値を『愛南サン・フィッシュ』加工施設着工 マダイやカンパチ商品開発・販売へ」
- ^ 情熱が地域を創る~地元企業特集~愛南サン・フィッシュ - いよめも、2024年2月7日閲覧。
- ^ a b c 愛南サン・フィッシュ、養殖魚加工の大型拠点 - 日本経済新聞(2018年8月23日)、2024年2月7日閲覧。
- ^ 株式の取得(子会社化)に関するお知らせ - イヨスイ株式会社、2024年2月7日閲覧。