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愛の奇跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「愛の奇跡」
ヒデとロザンナシングル
B面 何にも言えないの
(17cmEP)
愛は傷つきやすく
8cmCD
リリース
録音 1968年9月[2]
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 中村小太郎(作詞)
田辺信一(作曲)
チャート最高順位
  • 週間6位(オリコン
  • 1969年度年間25位(オリコン)
ヒデとロザンナ シングル 年表
愛の奇跡
1968年
粋なうわさ
1969年
試聴
愛の奇跡 - YouTube(日本コロムビア提供YouTubeアートトラック)
何にも言えないの - YouTube(日本コロムビア提供YouTubeアートトラック)
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愛の奇跡」(あいのきせき)は、1968年10月15日[注釈 1]に発売されたヒデとロザンナデビューシングル

解説

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発売当初は「何にも言えないの」がA面で、「愛の奇跡」がB面だった[3]。当初はめぼしい反応はなく[2]、ヒデとロザンナの二人は「何も言えないの」を宣伝するため、福岡を皮切りに東へと、レコード店の全国キャンペーンを展開した[3][4]

しかし佐賀の有線放送にB面の「愛の奇跡」のリクエストが殺到[3]。1969年の1月下旬から人気に火が付き始める[5]。その後は売上を徐々に伸ばし、発売から4か月後の1969年2月24日付オリコンシングルチャートでトップ10入りし[6]、その後2か月近くトップ10以内をキープした。

累計売上は80万枚[7]、または100万枚突破のミリオンセラー[3]

1991年7月21日にはCDシングルとして再リリースされた[注釈 2]。ただしカップリングは「愛は傷つきやすく」に変更されており、事実上両A面シングル扱いとなっている。

収録曲

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17cmシングル盤
  1. 愛の奇跡 (2分12秒)
    作詞:中村小太郎/作曲:田辺信一/編曲:中川昌
  2. 何にも言えないの (2分7秒)
    作詞:中村小太郎/作曲:城二三八/編曲:中川昌
8cmCDシングル盤(スーパー・セレクト・シリーズ『愛の奇跡/愛は傷つきやすく』)
  1. 愛の奇跡 (2分12秒)
    作詞:中村小太郎/作曲:田辺信一/編曲:中川昌
  2. 愛の奇跡(オリジナル・カラオケ)
  3. 愛は傷つきやすく (3分16秒)
    作詞:橋本淳/作曲:中村泰士/編曲:森岡賢一郎
  4. 愛は傷つきやすく(オリジナル・カラオケ)

カバー

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脚注

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注釈

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  1. ^ a b これは日本コロムビア公式サイトの『ヒデとロザンナ・しんぐるこれくしょん』の紹介記事によるもの[1]。一方、ロザンナ 1984, p. 113では1968年11月5日発売となっている。
  2. ^ 再リリースされてから、8年後の「第31回思い出のメロディー」にロザンナが出演した際、夫のヒデ(1990年死没)と当時の最新技術(バックスクリーンに写り出される形)で10年ぶりにデュエットした。

出典

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  1. ^ ヒデとロザンナしんぐるこれくしょん、日本コロムビア - 2021年10月20日閲覧。
  2. ^ a b ロザンナ 1984, p. 113.
  3. ^ a b c d 【自伝「ロザンナ」】「彼といられるのに眠るなんて、もったいない」、ZAKZAK、2010年2月5日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)。
  4. ^ ロザンナ 1984, pp. 113–116.
  5. ^ ロザンナ 1984, p. 116.
  6. ^ あの時代のヒット曲 Vol.60!1969/2/24付オリコンチャート、ORICON NEWS、2006年4月15日。
  7. ^ ロザンナ 1984, 裏表紙裏カバーの折り返し.
  8. ^ 桑田佳祐、ソロ4年ぶりアリーナツアー映像4・6発売 限定盤特典はドキュメンタリーフィルム オリコン 2022年2月10日配信, 2022年2月11日閲覧。

参考文献

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  • ロザンナ『ホーキと神さまと子どもたち』講談社、1984年。ISBN 4-06-201445-9 

関連項目

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