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愛しのバービー・ガール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「愛しのバービー・ガール (Barbie Girl)」
アクアシングル
初出アルバム『アクエリアム
リリース
ジャンル バブルガム・ポップユーロダンスコミックソング
時間
作詞・作曲 ソレン・ラステッド、クラウス・ノリーン、レネー・ディフ、ルネ・ニューストロン
プロデュース Johnny Jam、Delgado、ソレン・ラステッド、クラウス・ノリーン
チャート最高順位
アクア シングル 年表
マイ・オー・マイ
(1997年)
愛しのバービー・ガール
(1997年)
キャンディマン
(1997年)
ミュージックビデオ
"Aqua - Barbie Girl (Official Music Video)
テンプレートを表示

愛しのバービー・ガール」(Barbie Girl)は、アクアの楽曲であり、バンドの1枚目のスタジオ・アルバムアクエリアム』から3枚目のシングルとしてリリースされた。

ミュージック・ビデオではルネがバービー、レネーがボーイフレンドのケンに扮している。

収録曲

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日本盤 シングル[1]

  1. 愛しのバービー・ガール - 3:16
  2. 愛しのバービー・ガール(エクステンデッド・ヴァージョン) - 5:14

パフォーマンス

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アクアはパーカッション集団サファリ・デュオ英語版とともに、ユーロビジョン・ソング・コンテスト2001のインターバル・アクトにて、本楽曲を含むバンドの代表曲をメドレー形式で演奏した[2]

反響

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全英シングルチャートではグループ初の首位を獲得、Billboard Hot 100ではグループにとって初めてのTOP10入りを果たした。また、アメリカ合衆国では2003年の時点でCD140万枚を売り上げた[3]

訴訟

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2000年、バービー人形の製造元であるマテルは、「自社製品であるバービーを、『脳みその足りない尻軽金髪女』として描写する形で商標権を侵害した」として、当時バンドが所属していたMCAレコードを訴えた[4] 。レコード会社側は、楽曲の内容は社会的なメッセージであるとして反論した[3]。マテルの訴えは下級裁判所により棄却されたものの、合衆国最高裁判所に上訴したが、最終的にはこれも棄却された。

2009年、マテルはバービーの宣伝にて、歌詞の一部を変更したうえで本楽曲を使用した[5]

脚注

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  1. ^ Aqua - Barbie Girl (1997, CD)”. Discogs. 2021年5月17日閲覧。
  2. ^ Bakker, Sietse (22 December 2009). “The end of a decade: Copenhagen 2001”. European Broadcasting Union. 22 December 2009閲覧。
  3. ^ a b バービーの商標権争い決着”. 四国新聞社 (2003年1月28日). 2021年5月18日閲覧。
  4. ^ Aqua Now Faces Lawsuit Over 'Barbie Girl'”. MTV News (12 September 1997). 10 June 2007時点のオリジナルよりアーカイブ。8 August 2007閲覧。
  5. ^ The Barbie Music Video”. Mattel. 15 October 2012閲覧。