恩根駅
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(恩根仮乗降場から転送)
恩根駅 | |
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おんね Onne | |
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所在地 | 北海道網走郡津別町字恩根 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 相生線 |
キロ程 | 20.8 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1956年(昭和31年)9月20日[1] |
廃止年月日 | 1985年(昭和60年)4月1日[1] |
備考 | 相生線廃線に伴い廃駅 |
恩根駅(おんねえき)は、北海道(網走支庁)網走郡津別町字恩根にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)相生線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲122604[2]。
歴史
[編集]一部の普通列車は通過した(1985年(昭和60年)3月14日改定の時刻で下り2本、上り1本[3])。
- 時期不詳:日本国有鉄道相生線の恩根仮乗降場(局設定)として開業[1]。
- 1956年(昭和31年)9月20日:駅に昇格。恩根駅となる[1][2]。旅客のみ取り扱い[1]。
- 1985年(昭和60年)4月1日:相生線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
[編集]所在地名より。和人入植時、この地を流れる網走川の支流、オンネキキン川のアイヌ語名である「オンネキキン(onne-kikin)」(大きい・キキン川)に、「恩根木檎」と当てたものが後略されたものである[4]。
なお「オンネキキン」は、現在の本岐地区の名称の由来となった「ポンキキン(pon-kikin)」(小さい・キキン川)[5]と対になる名称である[4]。詳細は本岐駅を参照。
駅構造
[編集]廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは線路の西側(北見相生方面に向かって右手側)に存在した[6]。無人駅であった。
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | |||
1978年(昭和53年) | 52 | [7] |
駅周辺
[編集]- 国道240号
- 津別まちバス(旧・津別町営バス)「恩根入口」停留所
駅跡
[編集]駅施設はすべて撤去され、現在、駅跡地は畑となっている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、923頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、246頁。doi:10.11501/1873236 。2023年4月2日閲覧。
- ^ 書籍『廃線終着駅を訊ねる 国鉄・JR編』(著:三宅俊彦、JTBパブリッシング、2010年4月発行)47ページより。
- ^ a b “アイヌ語地名リスト オニシベ~キタ P31-40P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年12月2日閲覧。
- ^ “アイヌ語地名リスト ホロナ~モオ P121-130”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年12月2日閲覧。
- ^ 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)159ページより。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、902頁。doi:10.11501/12065814 。