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恩根駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
恩根仮乗降場から転送)
恩根駅
おんね
Onne
(3.9 km) 本岐
所在地 北海道網走郡津別町字恩根
北緯43度40分26.8秒 東経144度1分5.8秒 / 北緯43.674111度 東経144.018278度 / 43.674111; 144.018278座標: 北緯43度40分26.8秒 東経144度1分5.8秒 / 北緯43.674111度 東経144.018278度 / 43.674111; 144.018278
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 相生線
キロ程 20.8 km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1956年昭和31年)9月20日[1]
廃止年月日 1985年(昭和60年)4月1日[1]
備考 相生線廃線に伴い廃駅
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1977年の恩根駅と周囲約500m範囲。下が北見相生方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

恩根駅(おんねえき)は、北海道網走支庁網走郡津別町字恩根にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)相生線廃駅)である。事務管理コードは▲122604[2]

歴史

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一部の普通列車は通過した(1985年(昭和60年)3月14日改定の時刻で下り2本、上り1本[3])。

駅名の由来

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所在地名より。和人入植時、この地を流れる網走川の支流、オンネキキン川のアイヌ語名である「オンネキキン(onne-kikin)」(大きい・キキン川)に、「恩根木檎」と当てたものが後略されたものである[4]

なお「オンネキキン」は、現在の本岐地区の名称の由来となった「ポンキキン(pon-kikin)」(小さい・キキン川)[5]と対になる名称である[4]。詳細は本岐駅を参照。

駅構造

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廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは線路の西側(北見相生方面に向かって右手側)に存在した[6]無人駅であった。

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均
1978年(昭和53年) 52 [7]

駅周辺

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駅跡

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駅施設はすべて撤去され、現在、駅跡地は畑となっている。

隣の駅

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日本国有鉄道
相生線
津別駅 - 〈高校前仮乗降場〉 - 恩根駅 - 本岐駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、923頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、246頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年4月2日閲覧 
  3. ^ 書籍『廃線終着駅を訊ねる 国鉄・JR編』(著:三宅俊彦JTBパブリッシング2010年4月発行)47ページより。
  4. ^ a b アイヌ語地名リスト オニシベ~キタ P31-40P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年12月2日閲覧。
  5. ^ アイヌ語地名リスト ホロナ~モオ P121-130”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年12月2日閲覧。
  6. ^ 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)159ページより。
  7. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、902頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 

関連項目

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