恒川惠市
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恒川 惠市(つねかわ けいいち、1948年2月13日[1] - )は、日本の政治学者。東京大学名誉教授。専門は、比較政治学・ラテンアメリカ政治。
来歴
[編集]千葉県出身。千葉県立佐原高等学校卒、1971年東京大学教養学部国際関係論専攻卒、1980年同大学院博士課程満期退学、1979年コーネル大学政治学部大学院博士課程満期退学(1989年博士号取得)。
1980年東京大学教養学部助手、1981年助教授、1991年教授、2008年政策研究大学院大学教授、2008年10月国際協力機構(JICA)の組織改編に伴って新設された、JICA研究所の初代所長に就任した。2011年4月 - 2014年3月政策研究大学院大学副学長、JICA研究所シニアリサーチアドバイザー。2014年4月より政策研究大学院大学特別教授。
受賞歴
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- 『従属の政治経済学 メキシコ』(東京大学出版会, 1988年)
- 『企業と国家』(東京大学出版会, 1996年)
- 『比較政治――中南米』(放送大学教育振興会、2008年)
- 『新興国は世界を変えるか――29ヵ国の経済・民主化・軍事行動』(中央公論新社〈中公新書〉、2023年)
共著
[編集]- (浦野起央・大隈宏・谷明良・山影進)『国際関係における地域主義――政治の論理・経済の論理』(有信堂高文社, 1982年)
- (細野昭雄)『ラテンアメリカ危機の構図――累積債務と民主化のゆくえ』(有斐閣, 1986年)
編著
[編集]- 『アメリカ論(2)中南米』(放送大学教育振興会, 1991年)
- 『岩波講座開発と文化(6)開発と政治』(岩波書店, 1997年)
- 『民主主義アイデンティティ――新興デモクラシーの形成』(早稲田大学出版部, 2006年)
- 『大震災に学ぶ社会科学 (7) 大震災・原発危機下の国際関係』(東洋経済新報社、2015年)
共編著
[編集]脚注
[編集]- ^ 『駒場2001』
- ^ “読売・吉野作造賞に恒川恵市東大名誉教授の「新興国は世界を変えるか」”. 産経新聞. (2024年6月8日) 2024年6月8日閲覧。