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恋の大冒険

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
恋の大冒険
監督 羽仁進
脚本 羽仁進、山田宏一渡辺武信
製作 いずみたく、深沢猛酒井知信
出演者 今陽子
音楽 いずみたく
主題歌 『素敵な恋』
撮影 奥村裕司
製作会社 オールスタッフ・プロダクション、テアトル・プロダクション
配給 東宝
公開 日本の旗1970年7月18日
上映時間 93分[1]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
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恋の大冒険』(こいのだいぼうけん)は、1970年東宝系で公開された日本映画[1][2]ワイドフジカラー[3]

概要

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主演は人気グループ「ピンキーとキラーズ」の今陽子東京にやってきた主人公・陽子が恋などに活躍する、スラップスティック・コメディ風のミュージカル映画[1]

助演にはピンキーとキラーズが所属していたオールスタッフ・プロの由紀さおり佐良直美、同年2月にひまわりキティーズと発表した「老人と子供のポルカ」が大ヒット中だったベテラン俳優・左卜全、前年にデビュー曲「黒ネコのタンゴ」の大ヒットを記録した童謡歌手・皆川おさむ、人気司会者の前田武彦土居まさる、ダンスではキューティ・Qヤング101[注釈 1]と、豪華な顔ぶれがそろい、また熊倉一雄を初め、放送開始間もない『サザエさん』の加藤みどり、『魔法使いサリー』の平井道子、後年ルパン三世役で著名となる山田康雄といった声優が顔出し出演している。

アニメーションは和田誠[1]手塚治虫主宰の虫プロダクションが手掛けている。狂言回しであるカバの造型は、ウルトラシリーズなどを手掛けた高山良策が担当した[1]

スタッフ

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出演者

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挿入歌

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『ちびっこカウボーイ』を除き、作曲は全ていずみたく。

『素敵な恋』(主題歌)
『集団就職』
  • 作詞:岩谷時子 / 編曲:渋谷毅 / 歌:今陽子、キューティ・Q
『ラーメン工場の歌』
  • 作詞:和田誠 / 編曲:大柿隆 / 歌:前田武彦、いずみたく、キューティ・Q
『迷竹ラーメンの歌』
  • 作詞:岩谷時子 / 編曲:渋谷毅 / 歌:前田武彦、キューティ・Q
『動物を守る唄』
  • 作詞:岩谷時子 / 編曲:渋谷毅 / 歌:キューティ・Q
『私はカバーガール』
  • 作詞:岩谷時子 / 編曲:渋谷毅 / 歌:今陽子
『ちびっこカウボーイ』
  • 作詞:ヴィンチェンツォ・ヴェルドゥーチ / 訳詞:阪田寛夫 / 作曲:アントニエッタ・ヴェド・アレクシス・カルデローニ / 編曲:小森昭宏 / 歌:皆川おさむ、置鮎礼子
『アテレコの歌』
  • 作詞:和田誠、いずみたく / 編曲:渋谷毅 / 歌:熊倉一雄、山田康雄、平井道子、加藤みどり
『カバと陽子のデュエット』
  • 作詞:和田誠 / 編曲:大柿隆 / 歌:今陽子
『野性の恋』
  • 作詞:岩谷時子 / 編曲:渋谷毅 / 歌:今陽子
『大都会のブルース』
  • 作詞:羽仁進、いずみたく / 編曲:渋谷毅 / 歌:キラーズ
『公聴会の歌』
  • 作詞:羽仁進、いずみたく / 編曲:渋谷毅 / 歌:左卜全、藤村有弘、多々良純
『追っかけっこの歌』
  • 作詞:いずみたく / 編曲:渋谷毅 / 歌:ピンキーとキラーズ
『ピンキーどこへ行く』
  • 作詞:藤田敏雄 / 編曲:渋谷毅 / 歌:ピンキーとキラーズ

映像ソフト

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  • 1990年1月1日に東宝ビデオからビデオソフト(VHS)が発売・レンタルされたが絶版、現在はDVD化はされていない。

同時上映

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脚注

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注釈

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  1. ^ NHK総合テレビジョンが同年1月に放送を開始した音楽番組『ステージ101』のレギュラー出演グループ。総勢約40人のメンバーの中から、後に声優として名を馳せる一城みゆ希を含む11人の女性メンバーが出演した。
  2. ^ 牧ミユキ、温碧連、江崎英子チャープス一城みゆ希バーズ小原初美、泉朱子。

出典

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  1. ^ a b c d e ゴジラ画報 1999, p. 161, 「恋の大冒険」
  2. ^ nfad.nfaj.go.jp”. 2024年8月1日閲覧。
  3. ^ a b c 『「キネマ旬報 529号』キネマ旬報社、1970年、73頁。 

参考文献

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  • 『ゴジラ画報 東宝幻想映画半世紀の歩み』(第3版)竹書房、1999年12月24日(原著1993年12月21日)。ISBN 4-8124-0581-5 

外部リンク

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