コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

性の劇薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
性の劇薬
ジャンル ボーイズラブ
漫画
作者 水田ゆき
出版社 フューチャーコミックス[1](配信)
ジュネット(出版)
掲載サイト ボーイズファン
レーベル ウォー! コミックス ピアスシリーズ
発表期間 2018年6月 -
巻数 全1巻
映画:性の劇薬
原作 水田ゆき
監督 城定秀夫
脚本 城定秀夫
音楽 林魏堂
制作 Production Lenny
配給 フューチャーコミックス
封切日 2020年2月14日
上映時間 89分
ドラマCD
原作 水田ゆき
発売元 フロンティアワークス
販売元 フロンティアワークス
発表期間 2021年10月27日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画映画
ポータル 漫画映画
性の劇薬 Re:life
ジャンル ボーイズラブ
漫画
作者 水田ゆき
出版社 フューチャーコミックス(配信)
ジュネット(出版)
掲載サイト ボーイズファン
レーベル ウォー! コミックス ピアスシリーズ
発表期間 2021年11月 -
巻数 全1巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

性の劇薬』(せいのげきやく、: Dangerous Drugs of Sex)は、水田ゆきによる日本漫画作品。2018年6月に『性の劇薬〜淫らに開発される身体〜』のタイトルで「ボーイズファン」レーベルより電子書籍の配信が開始[2][3]。2019年に『性の劇薬』のタイトルで「ピアス」レーベルより書籍として単行本化されている[2][3]

2020年2月14日に実写映画化され、劇場公開された[4]。2021年10月にドラマCD化[5]。2021年7月時点で電子書籍の累計ダウンロード数は100万を超えている[6]

2021年11月に『性の劇薬 Re:life(せいのげきやく リライフ)』のタイトルで続編となるコミックスが「ボーイズファン」レーベルより電子書籍にて配信開始[7][8]。2022年9月に「ピアス」レーベルより書籍として単行本化されている[9]

2023年10月に上記2作品がそれぞれ『性の劇薬 R18完全版 上』『性の劇薬 R18完全版 下』のタイトルで「ピアス」レーベルより書籍として単行本化されている[10][11][12]

あらすじ

[編集]

広告代理店に勤務するエリートサラリーマンの桂木誠はある日、両親を事故で失い、さらには部下の失敗の責任を取って辞職することとなり婚約者にも去られてしまう。絶望した誠は酔った勢いで飛び降り自殺を図るも突然現れた謎の男・余田龍二に助けられ、言われるがままに命を預けることになるが、それは恐ろしい監禁調教生活のはじまりだった。
くり返される快楽の中、生きていることを実感することで次第に誠は冷静に自己と向き合うようになり、やがて新たな人生を模索し始める。一度は死を選んだ誠だったが龍二に生きていたいかと問われ、龍二のために生きることを選び、自らの意思で体を繋ぐ。その翌日、龍二は「好きにしろ」と誠の拘束を解くと突然、監禁生活を終了させた。龍二が自ら死を選ぼうとしていることを龍二の言葉から察した誠は、命を救ってくれた恩を返すべく、この場に残る事を決意する。
一方、龍二は幼い頃に自分の兄・真琴を殺してしまい家族をも死に追いやった罪悪感に苦しんでいた。ひとの命を救うべく救命医となったが救えぬ命を前に絶望の日々を送る。人殺しである自分では命を救えないと苦しむ龍二を救ったのは、龍二を許し抱きしめる誠だった。

書誌情報

[編集]
  • 水田ゆき『性の劇薬』ジュネット〈ウォー! コミックス ピアスシリーズ〉、2019年2月19日発売[13]ISBN 978-4-909460-75-2
  • 水田ゆき『性の劇薬 Re:life』ジュネット〈ウォー! コミックス ピアスシリーズ〉、2022年9月16日発売[14]ISBN 978-4-910582-10-8
  • 水田ゆき『性の劇薬 R18完全版 上』 ジュネット〈ウォー! コミックス ピアスシリーズ〉、2023年10月18日発売 [10]ISBN 978-4-910582-75-7
  • 水田ゆき『性の劇薬 R18完全版 下』 ジュネット〈ウォー! コミックス ピアスシリーズ〉、2023年10月18日発売 [11]ISBN 978-4-910582-76-4


映画

[編集]
スタッフ
  • 監督・脚本 - 城定秀夫
  • 撮影 - 飯沼栄治
  • 照明 - 守利賢一
  • 録音 - 高島良太
  • 音楽 - 林魏堂
キャスト
受賞歴
  • サンディエゴLGBTQ映画祭(2021年度)
    • 最優秀国際長編作品賞[15]

ドラマCD

[編集]
キャスト

脚注

[編集]
  1. ^ 2023年9月に株式会社コミックストック・株式会社GIGATOON Studioとの3社統合により株式会社CLLENN設立
  2. ^ a b 原作 「性の劇薬 淫らに開発される身体」”. フューチャーコミックス. 2021年9月27日閲覧。
  3. ^ a b 100万ダウンロードを記録、話題のBLコミックを実写映画化!”. MOVIE Collection. キッチュ (2020年2月13日). 2021年9月27日閲覧。
  4. ^ “性の劇薬”. 映画ナタリー (ナターシャ). https://natalie.mu/eiga/film/183733 2021年9月27日閲覧。 
  5. ^ ドラマCD「性の劇薬」劇薬セット”. フロンティアワークス公式サイト. 2021年9月27日閲覧。
  6. ^ “大ヒットBLコミックス「性の劇薬」新商品の発売が決定!”. PR TIMES (PR TIMES). (2021年7月15日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000069812.html 2021年9月27日閲覧。 
  7. ^ BoysFan編集部公式Twitter2021年10月1日
  8. ^ 性の劇薬-公式まとめ-Twitter2022年8月10日
  9. ^ 水田ゆきTwitter2022年8月13日
  10. ^ a b 性の劇薬 R18完全版 上”. ちるちる. サンディアス. 2023年9月28日閲覧。
  11. ^ a b 性の劇薬 R18完全版 下”. ちるちる. サンディアス. 2023年9月28日閲覧。
  12. ^ 水田ゆきTwitter2023年10月3日
  13. ^ 性の劇薬”. ちるちる. サンディアス. 2021年9月27日閲覧。
  14. ^ 性の劇薬 Re:life”. ちるちる. サンディアス. 2022年9月19日閲覧。
  15. ^ SAN DIEGO LGBTQ FILM FESTIVAL”. filmoutsandiego.com. 2021年10月1日閲覧。

外部リンク

[編集]