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志垣澄幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

志垣 澄幸(しがき すみゆき、1934年3月14日[1]- )は、歌人

人物・来歴

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台湾台北州台北市生まれ。敗戦後に引き揚げて、母の故郷である宮崎県西都市妻に移住[2]宮崎大学教育学部卒業後、教職に就く。宮崎県立小林高等学校宮崎県立宮崎大宮高等学校など県内の公立中高校に勤務。退職後も私立高校に勤め、宮崎第一高等学校校長。20代で個人誌「丸木舟」を創刊、一人で作歌していた。やがて仲間を得て同人誌に拠るが、1968年に「原型」に入会し、斎藤史に師事する。1976年には発起人の一人として、伊藤一彦浜田康敬らとともに現代短歌南の会を結成する。現代歌人協会会員[3]吉川宏志は宮崎大宮高校時代の教え子であり、京都大学に進学するにあたって永田和宏に紹介状を書いた[4]。2022年、『鳥語降る』で第37回詩歌文学館賞を受賞[5]

著書

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  • 『星霜 志垣澄幸歌集』砂子屋書房, 1987.7
  • 『牧水百歌』本多企画, 1989.5
  • 『歌と海 評論集』本多企画, 1994.5
  • 『遊子 志垣澄幸歌集』ながらみ書房, 1999.3
  • 『山河 志垣澄幸歌集』雁書館, 2002.6
  • 『志垣澄幸全歌集』青磁社, 2004.5
  • 『青の世紀 歌集』青磁社, 2005.5
  • 『日向 志垣澄幸歌集』 (21世紀歌人シリーズ) 角川書店, 2008.10
  • 『志垣澄幸歌集』 (現代短歌文庫) 砂子屋書房, 2008.12
  • 『東籬 歌集』青磁社, 2011.8
  • 『日月集 志垣澄幸歌集』青磁社, 2014.10
  • 『黄金の蕨 志垣澄幸歌集』青磁社, 2018.4
  • 『鳥語降る 歌集』本阿弥書店, 2021.4

脚注

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  1. ^ 『文藝年鑑』2014
  2. ^ 詩歌文学館賞の志垣澄幸さん 「老いの日常は現代歌人の重要素材」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2022年5月19日). 2022年12月15日閲覧。
  3. ^ 『鳥語降る 歌集』
  4. ^ 吉川宏志インタビュー 「見えないものを見つめるために」 | 塔短歌会”. 2022年4月10日閲覧。
  5. ^ 志垣さん詩歌文学館賞 歌集「鳥語降る」”. 47NEWS. 2022年4月10日閲覧。