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徳性寺 (文京区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
徳性寺
所在地 東京都文京区本駒込1-3-15
山号 本然山
院号 浄閑院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 元和2年(1616年
開山 然蓮社廓誉
法人番号 4010005000461 ウィキデータを編集
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徳性寺(とくしょうじ)は、東京都文京区にある浄土宗寺院

歴史

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1616年元和2年)、然蓮社廓誉によって開山された。元々は湯島妻恋坂に位置していたが、1657年明暦3年)の明暦の大火で現在地に移転した[1]

かつては恵心僧都源信作の阿弥陀如来像と「頬焼地蔵尊」と呼ばれる地蔵菩薩像があったが、1945年昭和20年)の空襲で、両方とも焼失した。戦後に再造された[1]

頬焼地蔵尊

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下総国相馬郡大柏村(現・茨城県守谷市大柏)の豪農の下で働く一人の下女がいた。豪農の妻は、日頃からこの下女に辛く当たっていた。ある日、豪農の妻は下女を折檻し、焼火箸を下女のに押し当てた。ところが下女の頬にやけどの痕がなく、その代わりに屋敷の庭にあった地蔵堂から煙が出ていた。中を覗いたところ、地蔵の頬が焦げていた。そういうこともあって、下女の身代わりになった「頬焼地蔵尊」として崇められるようになり、縁があった当寺に奉納されることになった[1]

墓所

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交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 本郷仏教会寺院誌編纂委員会 編『本郷の寺院―街と寺誌』本郷仏教会、1984年、318-321p

参考文献

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  • 本郷仏教会寺院誌編纂委員会 編『本郷の寺院―街と寺誌』本郷仏教会、1984年