徳差藤兵衛
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6代[1] 徳差 藤兵衛(とくさし とうべえ、1860年6月14日(万延元年4月25日[2]) - 1944年(昭和19年)10月19日[3])は、明治から昭和時代前期の政治家。衆議院議員(3期)。青森県東津軽郡筒井村長。
経歴
[編集]陸奥弘前藩領津軽郡原別村(青森県東津軽郡原別村を経て現青森市原別)の小笠原家に生まれ、筒井村(筒井町を経て現青森市筒井)の徳差家の婿養子となる[4]。小学校教員、戸長、村連合会議員、学区会議員、同議長、学務委員、村会議員、東津軽郡会議員などを経て[3]、1890年(明治23年)より青森県会議員を3期務めたのち1898年(明治31年)3月の第5回衆議院議員総選挙に出馬し当選した[1]。第6回、第7回総選挙でも当選し衆議院議員を3期務めた[3]。
1913年(大正2年)筒井村長に就任し、産馬組合の組織化などに尽力した[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c 東奥日報社 2002, 457頁.
- ^ 衆議院『衆議院議員名簿』〈第十七回帝国議会衆議院公報第1号附録〉、1902年、17頁。
- ^ a b c 衆議院、参議院 1962, 330頁.
- ^ 東奥日報社 2002, 456-457頁.
参考文献
[編集]- 山崎謙 編『衆議院議員列伝』衆議院議員列伝発行所、1901年 。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年 。
- 東奥日報社 編『青森県人名事典』東奥日報社、2002年。ISBN 4885610656。