御文庫
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御文庫(ごぶんこ、おぶんこ)
- 第二次世界大戦中、皇居(当時は「宮城」)内に昭和天皇・香淳皇后のための防空施設として建設された御文庫(おぶんこ)(1941年5月着工、1942年7月工事完了)[1]。建坪1,320m2。地上1階、地下1階・2階の3階建て。吹上御所が完成するまで、昭和天皇・香淳皇后が居住した。またこれに付随する御文庫附属庫は戦争末期に重要な決定の舞台となった。
→「皇居 § 現皇居の歴史」も参照
- 皇居外の防空施設としては、太平洋戦争開始直前、千葉県遠山村(現・成田市)に建設されたコンクリート造の防空壕が皇室用のものであったとされ、政府の公式文書での確認はとれていないものの「御文庫」と呼ばれている[2]。三里塚記念公園内に現存[3]。
- 冷泉家伝来の古書を収めていた土蔵。冷泉家時雨亭文庫参照。
- 紅葉山文庫 - 江戸時代に江戸城内紅葉山に設けられた文庫。