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御影石町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 兵庫県 > 神戸市 > 東灘区 > 御影石町

御影石町(みかげいしまち)は、兵庫県神戸市東灘区町名の一つで、旧御影町域(御影地区)の旧・石屋村域のうち北をJR東海道線、西を石屋川、南を埋立て前の海岸線に挟まれた区域を指す。1丁目から4丁目までが存在する。平成17年国勢調査(2005年10月1日現在)における世帯数は1,819、人口3,979で内男性1,952人・女性2,027人 [1]。郵便番号:658-0045。

地理

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昭和43年(1968年6月1日に南から順に御影町石屋字辰巳・磯之辺が1丁目、公方公と喜寅が2丁目、旭詰が3丁目、佐美也・御量が4丁目と各小字が名乗り住居表示を実施して誕生した。東は旧御影村域で阪神本線以北が御影中町、以南が御影本町、南は御影浜町、西は石屋川を挟んで阪神本線から1本北の(神戸市建設局東部建設事務所北沿いの)道路以南が御影塚町、同以北は灘区になり阪神本線に近い側から記田町徳井町中郷町大和町、JRを挟んで北西は灘区弓木町、同じく北は御影

石町は旧村名の石屋からとった町名。石屋とは古代に石作連(いしつくりのむらじ)という豪族が住んでいたことに因む。旧小字の御量とは『武庫郡誌』には「雷神に因みて御量の森といえり」とある。公方公には綱敷天満神社の御旅所があり、その中に菅原道真延喜元年(901年)、大宰府に左遷される途中に船を繋いだという菅公船繋の松がある。1丁目の石屋川沿いは酒造地帯であるが、木造の酒蔵阪神・淡路大震災で全壊してしまった。

地価

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住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、御影石町4-14-3の地点で25万8000円/m2となっている。[1]

施設

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町名の変遷

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昭和25年4月1日 昭和34年4月30日 昭和37年9月30日 昭和43年6月1日
御影町石屋字磯之辺 御影石町一丁目
御影町石屋字辰巳
御影町石屋字辰巳(一部) 御影町石屋字喜寅 御影石町二丁目
御影町石屋字喜寅
御影町石屋字工具地(一部)
御影町石屋字辰巳 御影町石屋字公方公
御影町石屋字公方公
御影町石屋字三反田
御影町石屋字磯野辺
御影町石屋字旭詰(一部)
御影町石屋字旭詰(一部) 御影町石屋字旭詰 御影石町三丁目
御影町石屋字工具地(一部)
御影町石屋字狭間(一部)
御影町石屋字佐美也(一部)
御影町石屋字佐美也(一部) 御影町石屋字佐美也 御影石町四丁目
御影町石屋字八色岡(一部)
御影町石屋字御量
(御影町御影字掛田になった部分を除く)
御影町石屋字御量
御影町石屋字狭間(一部)

参考文献

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  • 神戸史学会 編『新 神戸の町名』神戸新聞総合出版センター、1996年。ISBN 978-4875212041 
  • 原田 健 編『東灘区25年』東灘区役所、1976(昭和51)年。 

脚注

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  1. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査