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後藤恒昭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

後藤 恒昭(ごとう つねあき)は、日本物理学者東京大学名誉教授。専門は強磁場高圧での物性物理学

人物・経歴

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1966年東京工業大学理工学部卒業[1]。1971年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了[1]理学博士[2]

1971年から東北大学金属材料研究所助手を務め、附属道川爆縮極強磁場実験所において、日本初の100テスラ超の強磁場の発生を実現したが、研究室での事故により助教授が爆死し研究は中断し、のち裁判では仙台地方裁判所において証人を務めた[3][4][5][6]

1982年から東京大学物性研究所助教授。1994年東京大学物性研究所教授[1]。2004年定年退職[7]、東京大学名誉教授[8][1]。専門は強磁場物性、高圧物性で[1]磁性研究を行った[9]

脚注

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  1. ^ a b c d e 後藤 恒昭 教授東京大学
  2. ^ 動的測定法によるVO2の電気伝導機構の研究 後藤, 恒昭 ゴトウ, ツネアキ
  3. ^ 金属材料研究所創立百周年記念誌
  4. ^ 仙台高等裁判所 昭和61年(ネ)204号 判決
  5. ^ 六本木物性研の思い出と新生柏物性研東京大
  6. ^ 国立大学研究者の実験中の事故死と使用者たる国の安全配慮義務--東北大学金属材料研究所附属道川爆縮極強磁場実験所事件・仙台高裁判決労働法律旬報 (1379), 6-15, 1996-03-10
  7. ^ 退官記念講演会東京大学
  8. ^ 透明室温強磁性半導体スピントロニクスマテリアルのデザイン .東北大学
  9. ^ 後藤研究室東京大学