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彦崎村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひこさきそん
彦崎村
廃止日 1906年4月1日
廃止理由 分割新設合併
彦崎村(一部)、福岡村木見村(一部)→ 郷内村
彦崎村(一部)、灘村灘崎村
現在の自治体 岡山市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
児島郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,831
(『角川日本地名大辞典 33 岡山県』941頁、1891年)
隣接自治体 興除村、福岡村、木見村、灘村
彦崎村役場
所在地 岡山県児島郡彦崎村
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彦崎村(ひこさき[1][2]そん)は、岡山県児島郡にあった。現在の岡山市南区の一部にあたる。

地理

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倉敷川の右岸に位置していた[2]

歴史

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  • 1889年(明治22年)6月1日、町村制の施行により、児島郡植松村、彦崎村、川張村が合併して村制施行し、彦崎村が発足[1][2]。旧村名を継承した植松、彦崎、川張の3大字を編成[2]
  • 1901年(明治34年)大字彦崎字大久保に中島織物が創業し学生服・作業服の生産開始[2]
  • 1903年(明治36年)彦崎漁業組合結成[2]
  • 1906年(明治39年)4月1日、村域を二分割し、大字植松は児島郡福岡村、木見村(一部)と合併し郷内村を新設[1][2]。大字彦崎・川張は児島郡灘村と合併し灘崎村を新設して彦崎村は廃止された[1][2]。合併後、郷内村大字植松、灘崎村大字彦崎・川張となる[2]

地名の由来

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次の諸説あり[2]

  1. 風景が「彦(すぐ)れたる崎」から。
  2. ヒソ(鉄)のある山の出端から。

産業

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  • 漁業、織物[2]

交通

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道路

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  • 三等国道 岡山下津井連絡道[2]
  • 県道彦崎日比線[2]

港湾

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脚注

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  1. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』660頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『角川日本地名大辞典 33 岡山県』940-941頁。

参考文献

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関連項目

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