張真奴
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張 真奴(ちょう しんど、? - 1190年)は、南宋高宗の妃嬪。張賢妃とは別人である。
生涯
[編集]開封府の人。初め、高宗の紅霞帔[1]を務め、典字[2]に進んだ。その後、宮正に上った。
乾道元年(1165年)7月、和国夫人に進んだ。その当時、高宗はすでに退位して太上皇となっており、帝位は養子の孝宗に譲っていた。
乾道6年(1170年)8月、太上皇婉儀[3]となった。淳熙7年(1180年)12月、太上皇淑妃に上った。
淳熙16年(1189年)、貴妃に進んだ。翌紹熙元年(1190年)、薨去した。
北宋末期、張真奴という開封の名妓がいて、優秀な舞妓と評された。同一人物の可能性も考えられている。
伝記資料
[編集]- 『宋史』
- 『宋会要輯稿』
- 『建炎以来朝野雑記』