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弧の会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

弧の会(このかい)は、日本舞踊集団。日本舞踊の男性舞踊家12名で1998年結成、1999年12月旗揚げ。

概要

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「紋付袴」の正装で日本舞踊を発表している。12名全員が家業として日本舞踊をやっている家の後継者で、幼いころから稽古を始め、2歳から6歳に初舞台を踏んでいる。市山流、泉流、猿若流、西川流、花柳流、藤間流、若柳流の各流を背負う同世代のメンバーが、流儀を超えて参加する企画がもとになり、結成した[1]。主演公演は「弧風」「コノカイズム」「弧の会日本舞踊公演」などのタイトルで行われる。

会員

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  • 市山松扇(いちやま しょうせん)1967年2月25日 - 弧の会代表、市山流七世家元(2004年 - )、二代目市山松之助(1982年12月 - 2004年5月)
  • 泉徳保 (いずみ とくほ) 1969年7月25日 - 泉流師範、「音羽会」舞踊公演主催
  • 猿若清三郎 (さるわか せいざぶろう)1974年12月10日 - 猿若流九世家元(2012年 - )、猿若裕貴(1991年 - 2012年4月)
  • 西川扇衛仁(にしかわ せんもりひと)1973年10月27日 - 西川流師範
  • 西川大樹(にしかわ だいき)1972年5月9日 - 正派西川流師範
  • 花柳榮輔(はなやぎ えいすけ)1964年11月24日 - 花柳流師範
  • 花柳寿美藏(はなやぎ すみぞう)花柳流師範
  • 花柳基(はなやぎ もとい)1964年4月7日 - 花柳流師範
  • 藤間勘護(ふじま かんご)1967年3月4日 - 藤間流師範
  • 藤間章吾(ふじま しょうご)1960年1月16日 - 藤間流師範
  • 藤間仁凰(ふじま じんおう)1973年2月21日 - 藤間流師範、父・ 藤間仁章と共に舞踊「章会」主催
  • 若柳里次朗(わかやぎ さとじろう)1976年8月5日 - 正派若柳会名取
  • 若柳吉優(わかやぎ きちゆう)1974年3月22日 - 正派若柳流柳扇会師範

主な創作演目

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  • 御柱祭 - 長野県諏訪市諏訪大社で行われる6年に一度の大祭に取材した作品。2000年6月初演(天王洲アイルアートスフィア劇場(現・銀河劇場))。2000年度舞踊批評家協会新人賞受賞。2008年度文化庁芸術祭舞踊部門優秀賞受賞。
  • お燈まつり - 和歌山県新宮市神倉神社で毎年2月6日に行われる火祭りに取材した作品。2002年5月初演(東京都・博品館劇場)。

書籍

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  • 「弧の会写真集 〜日本舞踊の新たなかたち〜」(写真集) - プチ・レトル (2013/7/27)、Kindle

脚注

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注釈
出典

関連項目

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外部リンク

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