弘前劇場
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弘前劇場(ひろさきげきじょう)は、青森県青森市に本拠地を置いているNPO法人。略称「ひろげき」。日本では珍しい、国際的に知名度の高い地域劇団(リージョナルシアター)だった。主宰は長谷川孝治。
沿革
[編集]- 1978年:長谷川孝治(劇作、演出)、福士賢治(俳優)、野村眞仁(舞台監督)を中心に劇団旗揚げ。当初は弘前市を本拠地としていた。
- 1995年:12月 長谷川孝治、「職員室の午後」で第1回日本劇作家協会最優秀新人戯曲賞受賞
- 2005年 :3月 畑澤聖悟、「俺の屍を超えていけ」で日本劇作家大会短編戯曲コンクール最優秀賞受賞
- 2015年 :NPO法人に変更。この際、所属俳優・スタッフは、長谷川・中村を残し全員解雇となった。
理念、方法論
[編集]- キーワード
- ドキュメンタリズム -
- クリティカル・リージョナリズム(批評的地域性)
- 劇作家2人体制
- 生活口語
- FRAGMENT
- 劇作家2人体制は作家・畑澤聖悟の退団により2005年7月に終了した
主要作品
[編集](いずれの作品も地元および首都圏での公演は行われている)
- 「職員室の午後」(1992年、1993年(改訂版)、1995年、2006年)
- 「家には高い木があった」(1994年、1999年、2004年、2005年、2011年)
- 「茜色の空」(1996年)
- 「休憩室」(1997年、2008年)
- 「アメリカの夜」(1998年)
- 「夏の匂い」(1998年、2006年)
- 「秋のソナタ」(1998年、2002年)
- 「春の光」(1999年、2005年、2010年)
- 「冬の入口」(2000年、2001年、2007年)
- 「召命」(2000年、作・演出 畑澤聖悟)
- 「三日月堂書店」(2000年、2010年)
- 「月と牛の耳」(2001年・作・演出 畑澤聖悟)
- 「香水」(2001年)
- 「職員室5:15p.m.」(2001年)
- 「インディアンサマー」(2002年、タイ+フィリピン+弘前劇場 国際共同作品)
- 「俺の屍を越えていけ」(2003年・作・演出 畑澤聖悟)
- 「あの川に遠い窓」(1999年、2003年、出演 山田辰夫・村田雄浩)
- 「今日もいい天気」(2003年・作・演出 畑澤聖悟)
- 「季節のはざま」(2003年)
- 「背中から四十分」(2004年・作・演出 畑澤聖悟)
- 「賢治幻想 電柱柱の歌」(2004年・作・別役実)
- 「真冬の同窓会 」(2007年)
- 「檸檬/蜜柑」(2008年)
- 「いつか見る青い空」(2008年)
- 「アザミ」(2001年、2002年、2009年)
- 「アグリカルチャー」(2009年)
- 「夜のプラタナス」(2010年)
- 「地域演劇の人々」(2010年)
- 「海辺の日々」(2011年)
- 「素麺」(2012年)
- 「最後の授業」(2013年)
- 「四人目の黒子」(2014年)
劇団員
[編集]- 長谷川孝治
- 中村昭一郎