廣瀬律子
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廣瀬 律子(ひろせ りつこ、1967年11月22日 - )は、日本の防衛官僚、国際関係論博士。防衛省大臣官房政策立案総括審議官。
人物
[編集]佐賀県佐賀市出身。佐賀県立佐賀西高等学校を経て[1]、1990年九州大学法学部卒業[2]、旧防衛庁入庁。政策研究大学院大学安全保障・国際問題プログラム修了[3]。
防衛省では2人目の女性キャリアであったが、1人目が早期に退職したため、その後は女性キャリアの先駆者。防衛省の女性プロパー職員として初めて、課長級である服務管理官に就任[4][5]。2019年には、九州防衛局長に就任した。防衛省において女性が本省の局長や審議官などと同等の「指定職」に任命されるのは初めてである[6][7][8][9]。2024年から防衛省大臣官房政策立案総括審議官[10]。
夫は、元防衛官僚の廣瀨行成。
経歴
[編集]- 1990年 - 九州大学法学部卒業[2]、防衛庁入庁 長官官房総務課法制調査官付
- 2007年 大臣官房秘書課付(政策研究大学院大学)
- 2010年 防衛大学校教授
- 2012年 大臣官房文書課環境対策室長
- 2013年 人事教育局人事計画・補任課男女共同参画推進企画室長
- 2013年 - 政策研究大学院大学政策研究科修了、博士(国際関係論)[11]
- 2014年 - 人事教育局服務管理官
- 2015年 - 大臣官房広報課長
- 2017年 - 人事教育局人事計画・補任課長
- 2019年 4月 1日 - 九州防衛局長[12][13]
- 2021年 6月25日 - 大臣官房付
- 2021年国家公務員共済組合連合会理事 7月 1日 -
- 2024年政策立案総括審議官[10] 7月19日 - 防衛省大臣官房
脚注
[編集]- ^ <人プロフィル>九州防衛局長に就任した広瀬律子さん佐賀新聞6/21 7:30
- ^ a b 「大学の後方支援の役割も - 」 九州大学法学部
- ^ 政策研究大学院大学 安全保障・国際問題 プログラム2019年9月13日 ・
- ^ “防衛省採用で初 女性課長職誕生 (2014年1月23日)”. エキサイトニュース. 2019年4月1日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL. “【きょうの人】防衛省初の生え抜き女性課長 広瀬律子さん(46) 「意欲的な女性は自衛隊に入って」”. 産経ニュース. 2019年4月1日閲覧。
- ^ 「九州防衛局長に初の女性」『乗りものニュース』。2019年4月1日閲覧。
- ^ 「人事、防衛省」『日本経済新聞』2019年4月1日。2019年4月1日閲覧。
- ^ “防衛省発令(指定職人事)2019年4月1日”. 防衛省 (2019年4月1日). 2019年4月2日閲覧。
- ^ 『政官要覧』平成26年秋号p1051、政官要覧社
- ^ a b 防衛省人事(7月19日)宮崎日日新聞2024年07月19日 21:04更新
- ^ 「東アジアにおける共同軍事演習の変容 : ハブ・スポークスからネットワークへ」CiNii
- ^ "防衛省発令平成31年4月1日" (PDF). 防衛省. 2020年10月5日閲覧。
- ^ “九州防衛局幹部紹介”. www.mod.go.jp. 2019年4月1日閲覧。
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