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廓正子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

廓 正子(かまえ まさこ、1929年[1] - )は、演劇・演芸評論家。元産経新聞社大阪文化部記者・編集委員。

来歴

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大阪市生まれ[1]。樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大学)国文科卒業後[1]、産経新聞社入社。大阪文化部で古典芸能や宝塚歌劇など舞台を中心とした記事に携わる[2]司馬遼太郎とは文化部の同僚であった[2]

演劇・演芸評論家として雑誌・新聞などに多数の評を執筆。書籍や各種パンフレットなどの執筆、大阪市文化財保護審議会委員、大阪文化祭賞選考委員、人形浄瑠璃因協会理事、文化庁芸術選奨(演劇部門・古典芸能部門・大衆芸能部門・舞踊部門)選考委員なども務める。

著作

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  • まるく、まぁ〜るく 桂枝雀サンケイ出版、1981年9月10日。
  • なにわ華がたり―中川絹子 桂米朝と一門をささえた半生記(2004年7月、淡交社) ISBN 9784473031822[3][4]

執筆

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脚注

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  1. ^ a b c 廓正子『なにわ華がたり―中川絹子 桂米朝と一門をささえた半生記』淡交社、2004年7月、著者紹介頁。 
  2. ^ a b 亀岡典子「司馬遼太郎生誕100年 同僚の廓正子さんが語る「新聞記者・司馬遼太郎」」『産経新聞』2023年8月6日。
  3. ^ 2020年2月大阪松竹座公演「桂米朝五年祭 喜劇なにわ夫婦八景 米朝・絹子とおもろい弟子たち」(脚本・演出:堤泰之)の原作。
  4. ^ 桂米朝五年祭 喜劇なにわ夫婦八景 米朝・絹子とおもろい弟子たち”. 歌舞伎・演劇の世界. 松竹. 2023年8月25日閲覧。