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康裕美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
康裕美
名前
カタカナ カン・ユミ
ラテン文字 KANG Yumi
ハングル 강유미
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
生年月日 (1991-10-05) 1991年10月5日(33歳)
出身地 日本の旗 東京都
身長 163cm
選手情報
ポジション MF
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2012 大韓民国の旗 忠南一和
2013-2014 大韓民国の旗 仁川現代製鉄レッドエンジェルズ
2015 大韓民国の旗 華川国民体育振興公団
代表歴2
2015-  韓国 9(0)
1. 国内リーグ戦に限る。
2. 2015年8月31日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

康 裕美(カン ユミ、강유미 1991年10月5日 - )は、日本出身、大韓民国籍のサッカー選手WKリーグ・華川国民体育振興公団(華川KSPO)所属。サッカー韓国女子代表。ポジションはMF東京都出身の在日韓国人3世であり、日本名は大村 裕美(おおむら ひろみ)[1]

経歴

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地元のサッカーチームに所属していた父親の影響で幼稚園の頃よりボールを蹴り始め、9歳のとき在日韓国人の子供たちが集う「ムグンファ・ジュニア・サッカースクール」に入る[1]。中学時代には「さくらガールズ」でプレーし[1]、東京都選抜にも選ばれた[2]。14歳のとき大韓サッカー協会日本支部の推薦によりU-17韓国女子代表の練習に参加。そこでのプレーを認められ、17歳のときスポーツ特待生として韓国女子サッカーの名門校・偉螺情報産業高校に入学した[2]。このころより日本名「裕美」を韓国風に読んだ「ユミ」を名乗り始める[3]。1年上級に池笑然(チ・ソヨン)がおり、大きな影響を受けて大学も笑然と同じ漢陽女子大学に進んだ[3]。同学の卒業式では在日としては異例の卒業生総代を務めている[2]

2010年にはFIFA・U-20女子ワールドカップに出場。翌2011年秋に韓国WKリーグのドラフト会議で1位指名を受け、忠南一和に入団[2]。しかし1年でチームが消滅したため、名門・仁川現代製鉄レッドエンジェルズに移籍[2]。出場機会に恵まれず、2015年に華川国民体育振興公団に再び移籍した[2]

同年4月に行われたロシアとの国際親善試合でA代表として初出場[1]。5月にはFIFA女子ワールドカップ・カナダ大会のメンバーに選ばれると[2]、グループリーグのスペイン戦、コスタリカ戦でそれぞれアシストを記録し、韓国女子代表初のワールドカップ決勝トーナメント進出に貢献した[4]

代表選出歴等

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A代表
その他
  • AFC・U-19選手権(2008年)
  • FIFA・U-20女子ワールドカップ(2010年)

出典

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  1. ^ a b c d 女子サッカー:韓国代表入り目指す在日3世カン・ユミ(1)朝鮮日報、2015年5月9日(2015年6月19日閲覧)。
  2. ^ a b c d e f g 韓国代表に康裕美…在日同胞選手として初めて民団新聞、2015年5月27日(2015年6月19日閲覧)。
  3. ^ a b 女子サッカー:韓国代表入り目指す在日3世カン・ユミ(2)朝鮮日報、2015年5月9日(2015年6月19日閲覧)。
  4. ^ 日韓「和解」の懸け橋としても期待 女子W杯、韓国16強を支えた「在日3世」はまさに「奇跡の立役者」産経ニュース、2015年7月2日(2015年8月31日閲覧)。

外部リンク

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