コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

大阪府道・京都府道43号豊中亀岡線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
府道豊中亀岡線から転送)
主要地方道
大阪府道43号標識
京都府道43号標識
大阪府道43号豊中亀岡線
京都府道43号豊中亀岡線
主要地方道豊中亀岡線
実延長 25.1878 km
制定年 1964年昭和39年)建設省指定
1965年(昭和40年)大阪府認定
1967年(昭和42年)京都府認定
起点 大阪府豊中市本町一丁目【北緯34度47分13.5秒 東経135度27分47.8秒 / 北緯34.787083度 東経135.463278度 / 34.787083; 135.463278 (府道43号起点)
終点 京都府亀岡市安町【北緯35度0分57.1秒 東経135度34分33.9秒 / 北緯35.015861度 東経135.576083度 / 35.015861; 135.576083 (府道43号終点)
接続する
主な道路
記法
国道176号
都道府県道2号標識
大阪府道2号大阪中央環状線
国道171号
都道府県道9号標識
大阪府道9号箕面池田線
都道府県道4号標識
大阪府道4号茨木能勢線
都道府県道1号標識
大阪府道1号茨木摂津線
都道府県道46号標識
京都府道46号茨木亀岡線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

大阪府道・京都府道43号豊中亀岡線(おおさかふどう・きょうとふどう43ごう とよなかかめおかせん)は、大阪府豊中市から京都府亀岡市に至る主要地方道大阪府道京都府道)である。

概要

[編集]

阪急電鉄箕面駅付近より重複路線大阪府道4号茨木能勢線沿道の勝尾寺にかけては、秋の紅葉狩りシーズンに大混雑を来す[1]。このため、秋の週末には茨木から箕面方面への一方通行規制が行われている[2]箕面公園内は急カーブが多く、地元ではドライブウェイとしても知られるが、道幅はあまり広くないうえにニホンザルが出没することがあり、それを見物する自動車が急カーブの先に停車していることも多く、交通事故も多発している。また、茨木市の清阪集落より清阪峠までは1車線となり、対面通行も困難な状況である。大型貨物自動車や自動二輪車は、一部区間で通行禁止になっている[1]。起点の豊中市区間は、南北に並行する2本の道路(西側を旧道、東側を新道ということもある)が指定されており、箕面市との市境付近の陸上自衛隊豊中分屯地前で1本に合流している。

路線データ

[編集]
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

[編集]

本路線は、現行の道路法(昭和27年法律第180号)に基づく一般府道として、1959年昭和34年)に大阪府が亀岡箕面線および豊中箕面線として、京都府が亀岡箕面線としてそれぞれ認定した路線を前身としている。同法同法第56条の規定に基づき、1964年(昭和39年)の第2次主要地方道指定時に主要地方道として指定され、現在の豊中亀岡線として認定された。路線番号が43となったのは1994年平成6年)からである。

年表

[編集]
  • 1959年昭和34年)
    • 12月1日 - 大阪府が亀岡箕面線(京都府亀岡市 - 箕面市、整理番号:6号)および府道豊中箕面線(豊中市 - 箕面市、整理番号:8号)として府道路線認定[7][注釈 1]
    • 12月18日 - 京都府が亀岡箕面線(亀岡市 - 箕面市、整理番号:一般地方道121号)として府道路線認定[8]
  • 1964年(昭和39年)12月28日 - 建設省(現・国土交通省)が府道豊中箕面線、府道亀岡箕面線を豊中亀岡線として主要地方道指定[9]
  • 1965年(昭和40年)2月15日 - 大阪府が豊中亀岡線(豊中市 - 京都府亀岡市、整理番号:29号)として府道路線認定[10]
  • 1966年(昭和41年)3月25日 - 大阪府が府道亀岡箕面線および府道豊中箕面線を廃止[11]。同日、豊中亀岡線を区域決定および供用開始[3]
  • 1967年(昭和42年)2月10日 - 京都府が豊中亀岡線(豊中市 - 亀岡市、整理番号:主要地方道41号)として府道路線認定[4]。同日、亀岡箕面線を廃止[12]
  • 1984年(昭和59年)3月1日[要出典] - 大阪府が案内上の路線番号として7号に設定。
  • 1994年平成6年)4月1日 - 京都府が路線番号を再編(路線認定の一部改正)し、整理番号を主要地方道41号から主要地方道43号に変更[13]同日[要出典]、大阪府も案内上の路線番号を7号[14]から43号[15]に変更して両府で統一。

路線状況

[編集]

通称

[編集]
  • 箕面街道(起点から箕面市箕面の勝尾寺前まで)
  • 勝尾寺街道(勝尾寺前から箕面市粟生間谷・府道4号茨木能勢線交点まで)
  • 清阪街道(茨木市忍頂寺以北)
  • みのお公園通り(国道171号から阪急電鉄箕面駅前まで)
  • ロマンチック街道(豊中市内で2本に分岐している府道43号線のうち、東側の道路の少路北交差点以北の豊中市域)
  • 箕面ドライブウェイ(浄水場前交差点から勝尾寺付近まで)この区間は暴走族対策及び転落事故防止のため、排気量を問わず自動二輪車は通行禁止とされている。

重複区間

[編集]

地理

[編集]

通過する自治体

[編集]

交差する道路

[編集]
別線
  • 大阪府道2号大阪中央環状線(大阪府豊中市少路・少路南/少路北交差点)
  • 大阪府道43号豊中亀岡線(大阪府豊中市永楽荘)

沿線

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 大阪府の一般府道は、主要地方道とともに整理番号を1から起番しており、主要地方道と重複する整理番号が存在する。また、これとは別に後に制定された案内用の路線番号が存在する。

出典

[編集]
  1. ^ a b 公園へのアクセス - 箕面公園
  2. ^ 箕面ドライブウェイ(府道43号豊中亀岡線)で一方通行規制を実施します - 箕面市
  3. ^ a b “道路法に基づく道路の区域の決定、道路の供用開始および関係図面の縦覧(昭和41年大阪府告示第233号)” (PDF), 大阪府公報 (大阪府) 第5758号: pp. 18-19, (1966年3月25日), https://archives.pref.osaka.lg.jp/search/getPdf?id1=291917&id2=1 
  4. ^ a b “府道路線の認定(昭和42年京都府告示第56号)”, 京都府公報 (京都府) 第4093号: pp. 74-75, (1967年2月10日) 
  5. ^ 大阪府管理道路(府道)の道路敷面積等 (Microsoft Word.doc)”. 大阪府都市整備部交通路室. 2012年10月13日閲覧。
  6. ^ 京都府管理道路一覧”. 京都府道路管理課. 2012年10月13日閲覧。
  7. ^ “府道の認定(昭和34年大阪府告示第714号)” (PDF), 大阪府公報 (大阪府) 第793号: pp. 1-6, (1959年12月1日), https://archives.pref.osaka.lg.jp/search/getPdf?id1=289253&id2=1 
  8. ^ “府道路線の認定(昭和34年京都府告示第858号)”, 京都府公報 (京都府) 号外: pp. 13-21, (1959年12月18日) 
  9. ^ “道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 (昭和39年建設省告示第3620号)”, 官報 (国立印刷局) 号外第105号: pp. 2-29, (1964年12月28日) 
  10. ^ “府道路線の認定(昭和40年大阪府告示第109号)” (PDF), 大阪府公報 (大阪府) 第5589号: pp. 2-3, (1965年2月15日), https://archives.pref.osaka.lg.jp/search/getPdf?id1=401383&id2=1 
  11. ^ “府道路線の廃止ならびに関係図面の縦覧(昭和41年大阪府告示第232号)” (PDF), 大阪府公報 (大阪府) 第5758号: p. 18, (1966年3月25日), https://archives.pref.osaka.lg.jp/search/getPdf?id1=291917&id2=1 
  12. ^ “府道路線の廃止(昭和42年京都府告示第57号)”, 京都府公報 (京都府) 第4093号: pp. 75-76, (1967年2月10日) 
  13. ^ “府道路線の認定に関する告示の一部改正(平成6年4月1日京都府告示第280号3)”, 京都府公報 (京都府) 号外第31号: p. 9, (1994年4月1日) 
  14. ^ 昭文社 1994, p. 81.
  15. ^ 昭文社 2000, p. 41.

参考文献

[編集]
  • 昭文社 (1994), シティマップル大阪府道路地図 (1994年1月5版 ed.), 昭文社, ISBN 4-398-62532-1 
  • 昭文社 (2000), スーパーマップル関西道路地図 (2000年1月2版5刷 ed.), 昭文社, ISBN 4-398-62318-3 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]