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広島県道390号三谷神辺線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般県道
広島県道390号標識
広島県道390号 三谷神辺線
一般県道 三谷神辺線
実延長 8.296 km[注釈 1][1]
制定年 1960年昭和35年)[1]
起点 広島県福山市神辺町字三谷【北緯34度36分7.1秒 東経133度23分26.9秒 / 北緯34.601972度 東経133.390806度 / 34.601972; 133.390806 (県道390号起点)
終点 広島県福山市神辺町大字川南【北緯34度32分15.8秒 東経133度22分47.9秒 / 北緯34.537722度 東経133.379972度 / 34.537722; 133.379972 (県道390号終点)
接続する
主な道路
記法
国道486号
国道313号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

広島県道390号三谷神辺線(ひろしまけんどう390ごう みたにかんなべせん)は、広島県福山市を通る一般県道である。

概要

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福山市神辺町字三谷から福山市神辺町大字川南に至る。

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

広島県告示第682号に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

歴史

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もともとは、旧備後国福山(現在の福山市)と旧備中国松山(現在の岡山県高梁市)を結ぶ往来の一部、および旧備後国内の旧山陽道(近世山陽道)神辺宿と東城(現在の庄原市東城町)を結ぶ往来の一部。

明治期には、現在の福山市神辺町字三谷 - 福山市神辺町字西中条に相当する区間が、深津郡福山と川上郡(現在の高梁市西部)を結ぶ道「深津郡福山ヨリ岡山縣備中國川上郡ヘ達スルノ線路[2]の一部として、また現在の福山市神辺町字西中条 - 福山市神辺町大字川北に相当する区間が、安那郡川北村神石郡(現在の神石郡神石高原町)を結ぶ道「川北村一等國道ヨリ分線神石郡ヘ達スルノ線路[2]の一部として位置付けられていた。

年表

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路線状況

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起点の字三谷より字西中条にかけては、福山市松永地域から岡山県井原市芳井地域にかけて存在する活断層「長者ヶ原 - 芳井断層」が並行している[3]。また、字西中条地内の一部や旧山陽道(近世山陽道)を踏襲する区間では幅員の狭い道路状況となっている。

歴史的つながりの経緯もあって、字三谷の起点から井原市芳井地域の国道313号までの延伸を望む声もあるものの、延伸には既存市道の改良や新設が必要なため、岡山県側は難色[4]を示している。

重複区間

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道路施設

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橋梁

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  • 宮前橋(箱田川、福山市)
  • 掛の橋(高屋川、福山市)

並行する旧街道

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  • 福山と備中松山を結ぶ往来
    • 福山道、中条道、八日市往来、備中往来とも。初代福山藩主・水野勝成氏ゆかりの道でもあり、この道がかつて通じていた井原市芳井町吉井の西吉井地区には、水野氏が放浪の際に、腰を掛け戦術を練ったとされる腰掛岩など、ゆかりの地が点在。
  • 石州街道
  • 神辺宿と東城を結ぶ往来
  • 山陽道
    • 近世山陽道とも。

地理

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通過する自治体

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交差する道路

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交差する道路 交差する場所
広島県道・岡山県道103号七曲井原線 神辺町字三谷 起点
広島県道393号粟根神辺線 重複区間起点 神辺町字中条
広島県道181号下御領新市線 重複区間起点
広島県道393号粟根神辺線 重複区間終点
神辺町字西中条
広島県道181号下御領新市線 重複区間終点 神辺町字西中条
国道486号 神辺町字湯野 湯野交差点
国道313号
広島県道214号神辺停車場線
神辺町大字川南 神辺駅入口交差点 / 終点

交差する鉄道

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沿線

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脚注

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注釈

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  1. ^ a b c 2021年令和3年)4月1日現在

出典

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参考文献

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関連項目

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