平野隆文
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平野 隆文(ひらの たかふみ、1961年 - 2015年2月3日[1])は、日本のフランス文学者。
兵庫県出身。本姓・鈴木。大阪府立北野高等学校卒業[2]。1989年東京大学文学部仏文科卒。1996年同大学院博士課程満期退学。1993-1994年東京大学文学部助手。パリ第10大学DEA、1996年青山学院大学文学部仏文科専任講師、1999年助教授、2006年教授、2008年立教大学文学部教授[3]。
1999年「ジャン・ボダンとヨーハン・ヴァイヤー 悪魔学の医学的・法学的・司法的「テクスト戦略」を巡って」で東京大学より博士(文学)の学位を取得[4]。ルネッサンス期の悪魔学を専門とした。
著書
[編集]- 『魔女の法廷 ルネサンス・デモノロジーへの誘い』岩波書店 2004年
翻訳
[編集]- ジョルジュ・ミノワ『未来の歴史 古代の預言から未来研究まで』菅野賢治共訳 筑摩書房 2000年
- アラン・カバントゥ『冒涜の歴史 言葉のタブーに見る近代ヨーロッパ』白水社 2001年
- ロベール・ミュッシャンブレ『悪魔の歴史 12~20世紀 西欧文明に見る闇の力学』大修館書店 2003年
- ジョルジュ・ミノワ『悪魔の文化史』白水社 文庫クセジュ 2004年
- マイケル・A.スクリーチ『ラブレー笑いと叡智のルネサンス』白水社 2009年
- ミシェル・パストゥロー『熊の歴史 〈百獣の王〉にみる西洋精神史』筑摩書房 2014年
- 『フランス・ルネサンス文学集1 学問と信仰と』、宮下志朗、伊藤進と共編訳
- 『2 笑いと涙と』、『3 旅と日常と』白水社、2015年-2017年(全3巻)