平野商店街
平野商店街振興組合 | |
前身 | 平野商店会 |
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設立 | 1963年(昭和38年) |
種類 | 商店街振興組合 |
所在地 | 兵庫県神戸市兵庫区上祇園町、下祇園町、上三条町、下三条町 |
座標 | 北緯34度41分25.1秒 東経135度10分3.5秒 / 北緯34.690306度 東経135.167639度座標: 北緯34度41分25.1秒 東経135度10分3.5秒 / 北緯34.690306度 東経135.167639度 |
会員数 | 75店舗(2021年1月現在) |
ウェブサイト | 公式サイト |
平野商店街(ひらのしょうてんがい)は、兵庫県神戸市兵庫区下祇園町を中心とした地域に広がる商店街。2021年1月現在、上祇園町、下祇園町、上三条町、下三条町に75店舗が営業する[1]。
概要
[編集]国道428号(有馬街道)と山麓線が交差する祇園神社南側の平野交差点を中心として、山麓線沿いの東西と国道428号沿いに南側に広がるレトロな緑のアーケードが目印となっている商店街。昔は神戸市電平野線の始終点であり乗降客でにぎわっていた。
内訳は飲食店が9店舗、食料品店が13店舗、生活雑貨、ファッション用品店が10店舗、サービス関連が18店舗、医療・介護関連が9店舗となっている[1]。創業60年になり、約60年前の創業当時のままの内外装や、かつて出前に使っていた「岡持ち」や黒電話を残したまま営業を続けるレトロなうどん店「伊勢屋」(その後廃業)、半世紀以上「神戸名物 中央の豚まん」として神戸市民に親しまれる「中央ベーカリー(ラ・セントレ)」など昭和レトロな雰囲気を色濃く残す商店街として知られる[2][3]。
歴史
[編集]1948年(昭和23年)に前身の「平野商店会」が発足。中小企業組合関連法令に基づく商店街組合振興法制定を契機に、1963年(昭和38年)「平野商店街振興組合」を結成。商店街のスローガンは「やさしいまち平野」。戦前からの地元客が多く、客層の高齢化が著しいこともあり個々の店舗が「やさしい」サービスに力を入れている特徴を持ち、標語の看板が数多く掲げられている。トーホーストア平野祇園店も入っており、買い物客の中心となっている[1][4]。
平清盛像
[編集]かつては平清盛が1180年に福原京を置いた地域にあたり(福原遷都)、1169年雪見御所を構え、清盛自身平野に10年間住んでいた[5]。平野交差点南東角には平清盛像が建てられている[6]。
キャラクター
[編集]きよもん - 平清盛のゆるキャラで、平野商店街に住んでいるという設定。平野商店街が平清盛が遷都した福原京の中心地があったエリアであることにちなんで商店街で開発された[6]。
交通
[編集]バス
[編集]自動車
[編集]関連項目
[編集]- 平野 (兵庫区)
- 福原京
- 福原遷都
- 福原京
- 湊山温泉
- 祇園神社 (神戸市兵庫区)
- 烏原貯水池
- 有馬街道
- 湊川商店街
- 商店街振興組合法
- 事業協同組合
- 小売
- 日本の商店街一覧
- シャッター街(全国の地方都市で深刻化している商店街衰退現象)
- 買い物難民(商店街の衰退により発生する問題)
- 奥崎謙三 - 約600ⅿ南に奥崎謙三邸があった。
脚注
[編集]- ^ a b c “平野商店街振興組合”. 2021年1月1日閲覧。
- ^ “ぶらり散策マップ~平野界隈(令和元年7月改訂 - 神戸市公式サイト”. 2021年7月3日閲覧。
- ^ “うどん店2代目が受け継ぐ“変わらぬ”こだわり 兵庫区の2店”. 神戸新聞NEXT. 2021年7月3日閲覧。
- ^ “きよもんブログ - 僕きよもんが平野商店街を紹介します。”. 2021年1月2日閲覧。
- ^ “清盛お気に入りの地 神戸・平野は「天然のとりで」”. 神戸新聞 (2020年4月5日). 2021年1月2日閲覧。
- ^ a b c “商店街を楽しもう - 神戸市商店街連合会 平野商店街/兵庫区”. 2021年1月2日閲覧。
- ^ “GoogleMap”. 2020年1月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- 平野商店街公式サイト - 歴史と優しい人の街 平野
- 商店街を楽しもう - 平野商店街/ 兵庫区
- 公式ブログ - 平野商店街に関する最新情報や平野郷土史研究家吉田昭彦による周辺の歴史などが発信されている。
- きよもん (@hiranokiyomon) - X(旧Twitter) - 地元情報や湊山温泉に関する最新情報などがこまめに発信されている。