平野かよ子
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平野 かよ子(ひらの かよこ、1948年 - )は、日本の看護学者。社会福祉学博士。神奈川県出身[1][2]。
来歴
[編集]聖路加看護大学卒業、立教大学大学院修士課程修了(社会学)、東洋大学大学院博士課程終了(社会福祉学)。聖路加国際病院看護師・保健師を経て、東京都東村山保健所保健師を経験。1992年から2008年まで、公衆衛生従事者の研修機関である国立公衆衛生院(2002年国立保健医療科学院に改組)公衆衛生看護部に勤務。2001年、日本保健師活動研究会(旧・日本公衆衛生看護研究会)会長に就任。これまでに聖路加看護大学講師、日本赤十字看護大学講師、東北大学大学院医学系研究科保健学専攻・教授を歴任。2013年から長崎県立大学参与・特命教授[3][4]。
学歴
[編集]- 1972年 - 聖路加看護大学衛生看護学部衛生看護学科卒業[5]
- 1974年 - 立教大学大学院社会学研究科応用社会学専攻修士課程修了[3][5]
- 1994年 - 東洋大学大学院社会福祉学研究科社会福祉学専攻博士課程修了[1][5]
職歴
[編集]- 1978年( - 1981年) - 聖路加看護大学講師[5]
- 1981年( - 1988年) - 東京都東村山保健所保健師[4]
- 1988年( - 1992年) - 日本赤十字看護大学講師[5]
- 1992年( - 1994年) - 国立公衆衛生院室長[5]
- 1993年( - 1999年) - 厚生省保健指導室長[4]
- 1999年( - 2002年) - 国立公衆衛生院部長[5]
- 2002年( - 2008年) - 国立保健医療科学院部長[4][5]
- 2008年( - 2013年) - 東北大学大学院医学系研究科保健学専攻・[6]教授[4][7]
- 2013年 - 長崎県立大学参与・特命教授[4]
委員歴
[編集]- 1999年 - 日本アルコール関連問題学会理事[5]
- 2002年 - 財団法人日本公衆衛生協会評議員[7]
- 2003年 - 日本地域看護学会理事[5]
- 2003年 - 日本保健医療社会学会監事[5]
- 2006年 - ファイザーヘルスリサーチ振興財団研究選考委員会委員[7]
- 2006年 - 足立区地域保健福祉協議会副会長[7]
- 2006年 - 神奈川県生活習慣病対策委員会委員[7]
- 2010年 - 日本保健医療学会評議員[7]
学術受賞
[編集]主な著書
[編集]- 『セルフ・ヘルプグループによる回復』川島書店、1995年5月。ISBN 9784761005580。
- 『地域特性に応じた保健活動』ライフ・サイエンス・センター、2004年2月。ISBN 9784897810362。
- 『最新保健学講座 2』メヂカルフレンド社、2004年11月。ISBN 4839212767。
- 『最新保健学講座 5』(第3版)メヂカルフレンド社、2011年12月。ISBN 9784839221751。
- 『ナーシング・グラフィカ 7』メディカ出版、2004年10月。ISBN 9784840410991。
- 『ナーシング・グラフィカ 8』(第2版)メディカ出版、2009年1月。ISBN 9784840425292。
- 『健康と社会・生活』(第3版)メディカ出版、2013年1月。ISBN 9784840441179。
博士論文
[編集]- 『地域保健・福祉におけるセルフ・ヘルプグループの意義 : Alcoholics anonymousを例として』東洋大学、1994年3月。
脚注
[編集]- ^ a b “地域保健衛生システムの復興を支援” (PDF). 東北大学. 2015年5月20日閲覧。
- ^ “平野 かよ子(10119381)”. KAKEN - 科学研究費助成事業データベース. 2015年5月20日閲覧。
- ^ a b “保健師だより第3号” (PDF). 栃木県国民健康保険団体連合会 (2010年2月1日). 2015年5月20日閲覧。
- ^ a b c d e f “地域保健 オピニオン保健指導リソースガイド”. 日本医療・健康情報研究所. 2015年5月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “平野 かよ子 - 研究者”. researchmap (2008年12月24日). 2015年5月20日閲覧。
- ^ 基礎・健康開発看護学講座国際看護管理学分野
- ^ a b c d e f g “平野 かよ子 - 研究者”. researchmap (2013年8月20日). 2015年5月20日閲覧。
- ^ “平野かよ子教授 業績目録” (PDF). 東北大学. 2015年5月20日閲覧。