平田川 (大分県)
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平田川 | |
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水系 | 平田川 |
延長 | 6.4 km |
平均流量 | -- m3/s |
水源 | 鍋山(別府市) |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | 別府湾(別府市) |
流域 | 大分県別府市 |
平田川(ひらたがわ)は、大分県別府市を流れる川である。他にも、滋賀県彦根市などにも同名の川がある
概要
[編集]別府七湯の温泉地として有名な明礬、鉄輪地区を流れる川で、平田橋における水温は30.8℃(気温22.1℃時)、イオン成分合計量は1,300mg/ℓ(うち、ナトリウムイオン342mg/ℓ、塩化物イオン532mg/ℓ)と、水温、水質ともに温泉法で定める温泉に該当し、泉質はナトリウム-塩化物泉になる[1]。
別府市市街地が位置する扇状地上を流れており、この扇状地の北部は、現在の平田川水系と春木川水系との間の河川統合、河川争奪によって形成されたものと考えられている。平田川は、かつては春木川の上流部を合流させていたが、これを河川争奪により現在の春木川に奪われた結果、名残川のような状況になっている[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 44 大分県』角川書店、1980年1月