平林和幸
表示
平林 和幸(ひらばやし かずゆき、1948年5月15日 - 2014年1月20日)は日本のフランス文学者、美学者。武蔵大学教授。専門はフランス近・現代詩、ヨーロッパ美術工芸。
人物
[編集]フランスの詩人ギョーム・アポリネールなどヨーロッパ詩文学を中心に絵画、モニュメントを含める近代芸術・芸術革命、象徴性についての研究に努めた。所属学会は、日本フランス語フランス文学会と日本比較文学会である。2006年に武蔵大学出身者として同大学学長に就任し、ゼミナールを軸とした大学運営を進めた(2010年に退任)。趣味は陶磁器の鑑賞・作成。
2014年1月20日、多臓器不全により東京都内の病院で死去した[1]。65歳没[1]。
略歴
[編集]- 1948年: 東京都にて出生する。
- 1967年: 東京都立大学附属高等学校卒業
- 1969年: 武蔵大学人文学部入学
- 1973年: 同大学卒業
- 1973年: 武蔵大学大学院人文科学研究科修士課程入学
- 1975年: 同大学院修了
- 1975年: 立教大学大学院文学研究科博士課程入学
- 1983年: 同大学院退学
- 1983年: 武蔵大学人文学部専任講師
- 1986年: 同大学助教授
- 1991年: 同大学教授
- 2006年: 同大学学長(〜2010年)
- 2014年: 死去
著書
[編集]- 『丸善エンサイクロペディア 大百科』(編集、丸善出版事業部、1995年)
- 『ぷち なびる』(共著、白水社、1995年)
- 『文学の中の人間像』(共著、武蔵大学公開講座委員会編、御茶の水書房、1995年)
- 『ヨーロッパ学入門』(共著、武蔵大学人文学部ヨーロッパ比較文化学科編、朝日出版社、2005年/改訂版、2007年)
論文
[編集]- 国立情報学研究所収録論文 国立情報学研究所.2010-05-07閲覧。
脚注
[編集]- ^ a b “平林和幸氏死去(武蔵大前学長・近現代フランス詩)”. 時事通信. (2014年1月22日) 2014年1月22日閲覧。