平安山裕子
基本情報 | |
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本名 |
平安山 裕子 (へんざん ゆうこ) |
階級 | バンタム級 |
身長 | 161cm |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1987年4月6日(37歳) |
出身地 | 沖縄県那覇市 |
スタイル | 右ファイター |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 24 |
勝ち | 8 |
KO勝ち | 2 |
敗け | 12 |
引き分け | 4 |
平安山 裕子(へんざん ゆうこ、1987年4月6日 - )は、日本の女子プロボクサー。沖縄県那覇市出身。平仲ボクシングスクールジム所属。第5代OPBF東洋太平洋女子バンタム級王者。
来歴
[編集]ファミリーマートで店員として勤務の傍ら、21歳の時にダイエット目的としてボクシングを始めたが、プロ志望のジム仲間の女性からスパーリング相手を頼まれボコボコにされたのがきっかけで「強くなりたい」とプロを目指す[1][2]。
2010年2月7日、福岡市九電記念体育館にて山田紗暉(フジタ)相手にデビュー戦を行うが、判定負け。
2012年2月21日、初の後楽園ホールにて半谷美里(アルファ)を4回TKOで退け5戦目で初勝利。
11月26日、後楽園ホールにて氷室笑香(レパード玉熊)に判定負け。その後試合から遠ざかる。
2015年4月29日、2年5ヶ月ぶりの復帰戦として鹿児島オロシティホールにて福田香奈(ヤマカワスポーツ)と対戦し、引き分け。
11月15日、初となる地元での試合として豊見城市民体育館にて藤原芽子(真正)と対戦し、判定で約3年9ヶ月ぶりとなる2勝目。
2016年3月13日、2戦連続となる豊見城市民体育館にて吉田実代(当時は武藤姓)と対戦も判定負けで地元連勝ならず。
2017年1月8日、田中智沙(勝又)に判定勝利でB級昇格。
5月21日、琉球大学第一体育館にてNadya Nakhoir( インドネシア)との初の6回戦を4回TKOで勝利。
9月10日、Jutamas Jitpong( タイ)に判定勝利でA級昇格。
11月10日、初の8回戦かつ海外遠征として フィリピン・プエルト・プリンセサにてファナルック・コンサング( タイ)とOPBF東洋太平洋女子バンタム級王座決定戦を争うが、引き分けで王座はお預けとなった。
2018年4月8日、豊見城市民体育館にてコンサングと再戦、3-0判定で勝利し初タイトル獲得、沖縄県のジムとしても初の女子王座獲得となった[2]。
東洋太平洋王座防衛戦を8月4日に行うと報じられていたが[3]、同王座は返上され、殷梵とのWBOアジア太平洋王座決定戦に変更された[4]。しかし、試合は1-2の判定で敗れ2冠目獲得はならなかった[5]。
12月9日、うるま市の石川多目的ドームにてシャルシリ・ローンムアンタイ( タイ)相手に3-0判定で勝利し再起成功[6]。
2019年3月21日、豊見城市民体育館にてアンチャリー・マンコンに判定勝利[7]。
6月11日、中国・西安にてリー・ピンシーと対戦も、判定負け。
12月8日、石川多目的ドームにてグレテル・デパズと対戦も、判定負けで連敗。
2021年6月7日、後楽園ホールで奥田朋子の世界王座獲得により空位となった日本女子バンタム級王座決定戦として谷山佳菜子と対戦も負傷判定負け[8]。
2022年4月16日、エディオンアリーナ大阪にてWBO女子アジア太平洋バンタム級王座決定戦として赤林檎と対戦[TW 1]。しかし、2回TKOで5連敗[9]。
戦績
[編集]- 24戦 8勝 2KO 12敗 4分
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]出典記事
[編集]- ^ “結2018インタビューVol.1|ファミマ店員歴12年!ボクシングOPBF東洋太平洋女子バンタム級王座の平安山裕子さん”. 株式会社沖縄ファミリーマート. 2019年3月17日閲覧。
- ^ a b “平安山、沖縄県勢初OPBF女王 WBCユースは池間 ボクシング「MUGEN 挑」”. 琉球新報. (2018年4月9日) 2019年3月17日閲覧。
- ^ “平安山 8月防衛戦/ボクシング 東洋太平洋バンタム級新女王/タイトル手に喜び報告”. 沖縄タイムス. (2018年4月21日) 2019年3月17日閲覧。
- ^ “「必ずベルト取る」平安山が練習公開 女子ボクシングWBO王座戦”. (2018年7月22日) 2019年3月17日閲覧。
- ^ “[試合後談話]2018.8.4 平安山裕子が地元でタイトル戦”. ボクシングモバイル. (2018年8月4日) 2019年3月17日閲覧。
- ^ “[試合後談話]2018.12.10 メインに繰り上がった平安山裕子の再起戦”. ボクシングモバイル. (2018年12月10日) 2019年3月17日閲覧。
- ^ “仲里周麿、荻堂盛太ら勝つ 沖縄の試合結果”. Boxing News. (2019年3月23日)
- ^ ““戦うナース”谷山佳菜子 3度目の正直で初戴冠も反省「もっと精進して…」”. Sponichi Annex. (2021年6月7日)
- ^ “地下格闘技出身、赤林檎がボクシング転向後3戦目で初戴冠”. デイリースポーツ. (2022年4月16日)
ツイート
[編集]- ^ 赤林檎 [@anpanmushamusha] (2022年3月26日). "WBOアジアのタイトルマッチが決まりました!". X(旧Twitter)より2022年3月26日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]空位 前タイトル保持者 天海ツナミ |
第5代OPBF女子東洋太平洋バンタム級王者 2018年4月8日 - 2018年8月(返上) |
空位 次タイトル獲得者 吉田実代 |