平坂純一
表示
平坂 純一(ひらさか じゅんいち、1983年8月27日 - )は、日本の作家、批評家、翻訳者、随筆家。
経歴
[編集]福岡県福岡市出身、筑後市[1]。中央大学法学部通信教育課程在学中の2006年に西部邁主宰・表現者塾で思想哲学を学ぶ。 2013年、早稲田大学文学部に学士入学する(フランス語フランス文学コース)。同時期に「ジョゼフ・ド・メーストルと保守主義」について執筆。国内の商業誌では珍しい思想家であることから、西部邁の推薦で2015年5月1日発行「表現者」60号から計7回の連載を行う[2]。 近年は、一水会『レコンキスタ』や雑誌「表現者クライテリオン」にて、獅子文六に関する評伝、フランス史やポストモダンに関する歴史を、文芸ミニコミ『ラッキーストライク』では苛烈な批評を掲載するなど、精力的に執筆。また、自身が翻訳したフランスの政治家ジャン=マリー・ル・ペン の伝記をKKベストセラーズ社からの出版を予定している(時期未定)。
連載
[編集]- フランスの保守思想 ジョゼフ・ド・メーストル(『表現者』2015.5 60号〜2016.6 66号)
- 保守のフランス史(『表現者クライテリオン』2018.11月号〜2019.9月号)
- 保守のためのポストモダン講座(『表現者クライテリオン』2021.1月号〜2021.11月号)[3]。
* 「美徳としての認識」西部邁先生を偲ぶ(『月刊レコンキスタ』令和4年1月号~3月号)
- 葬られた国民作家 獅子文六(『表現者クライテリオン』2022.9月号~)
寄稿
[編集]表現者クライテリオンメールマガジン
[編集]- 修羅道を行く フランス保守政治家 ジャン=マリー・ルペン伝(2019.11.29)
- 産業的な、あまりに産業的な 保守とロックバンド文化(2019.12.30)
- 人生の平行棒としての煙草 〜精神的健康増進法〜(2020.2.7)
- 名画座クライテリオン 〜アマプラで観る古風な日本映画〜(2020.3.2)
- 大学の学務の隣に結婚相談所を設置すべし(2020.3.27)
- 政治芸術家・秋山祐徳太子さんを偲ぶ(2020.4.21)
- マスクと人嫌い 奇妙に抽象化された不安について(2020.7.8)
- マリーヌ・ルペン考 「フランス・ポピュリズム」から日本を思う(2020.8.14)
- 巡礼と人間ー同行二人とたこ焼きについて(2020.10.22)
一水会 月刊レコンキスタ
[編集]- 「江戸前の反米」ブリキ彫刻家 秋山祐徳太子さんを偲ぶ(令和3年11月号)
- 目白バタイユ 死に至るまでの生を讃えた浪曲師(令和3年12月号)
BEST TiMES記事
[編集]- すべての保守言論人が出直すべき理由とは「吟味する精神の欠如」(2021.3.12)
- 日本で東京五輪を開催する価値がない、これだけの理由(2021.3.31)
批評誌『ラッキーストライク』
[編集]- 13歳からの反逆罪 ジョゼフ・ド・メーストル『教皇論』の射程(創刊号、2021年)
- 言葉の義人たち 「アンチモダン」に関する試論(10〜12月号、2022年)
月刊 国体文化
[編集]- 覇道・ロマン主義・大衆(座談会)(10〜12月号 令和5年)
翻訳
[編集]- (山本桜子共訳)トリスタン・ツァラ『逃走』(『イリュミナシオン 創刊号』2021.6)
- 『ジャン=マリー・ル・ペン自伝 上巻(仮)』(KKベストセラーズ、2023年出版予定)
随筆
[編集]- 「おかわいさうに」と憲法改正(はてなブログ 西部邁主催・『表現者塾』(旧東京『発言者塾』)2008.10.18)
- 美輪明宏 語り部としてのシャントゥール(早稲田大学フランス語フランス文学コース 仏文通信2015.3.3)
メディア出演
[編集]- チャンネル桜『表現者スペシャル 世界のカオスをどう考えるか?』(2015.5.30)
- 西部邁ゼミナール『安保法制改定を巡って』(2015.6.7)
- 西部邁ゼミナール『日米関係を巡って』(2015.6.14)
外部リンク
[編集]- 平坂アーカイブス -Youtubeチャンネル
- 平坂純一(@j_hirasaka) -Twitter
- 平坂シネマスコープ-ツイキャス
- インタビュー・対談