平倉観音
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平倉観音 | |
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平倉観音堂(平成30年12月) | |
所在地 | 遠野市上郷町平倉47地割34番地 |
位置 | 北緯39度16分51.3秒 東経141度34分55.5秒 / 北緯39.280917度 東経141.582083度座標: 北緯39度16分51.3秒 東経141度34分55.5秒 / 北緯39.280917度 東経141.582083度 |
山号 | 谷行山 |
本尊 | 十一面観音 |
創建年 | 大同2年(808年) |
開山 | 円仁 |
正式名 | 細山寺 |
札所等 | 遠野七観音三番 |
文化財 | 観音堂(市指定有形文化財) |
平倉観音(ひらくらかんのん)は、岩手県遠野市上郷町にある寺院。山号は谷行山。本尊は十一面観音。遠野七観音第三番札所。正式名は「細山寺」だが、冒頭の通名で知られる。
概要
[編集]808年(大同3年)に開基したのが始まりとされる。本尊は851年(嘉祥4年)円仁(慈覚大師)が一木から7体の十一面観音を彫刻し、遠野の7村へ安置した1体とされる。かつては山頂に堂があったが野火にて焼失。1760年(宝暦10年)再興。
文化財
[編集]観音堂は1760年建築、木造寄棟造。正面3間。側面5.94m×5.72m。柱は向拝を除いて全て丸柱であり、軒は三重繁垂木。極彩色の瑞雲文様の彫刻がある。柱や梁は漆塗り。屋根は茅葺だったが1978年(昭和53年)に銅板葺きに改めた[1]。1990年(平成2年)8月10日、市から文化財指定を受けた[2]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 遠野七観音・平倉観音
- 谷行山[平倉村大寺観音]細山寺 – 口語訳遠野古事記