平井良一
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平井 良一(ひらい りょういち、1908年〈明治41年〉9月5日 - 1991年〈平成3年〉7月27日)は、日本の実業家。株式会社平井眞美館創業者。藍綬褒章受章。
総合印刷・アルバム印刷を手がける平井眞美館の創業者。旧海軍関係者との人脈が強く、関西財界の要職を務めた。日本経営者団体連盟常任理事、全日本コロタイプ印刷組合理事長、奈良新聞社監査役などを歴任。
来歴
[編集]1908年、奈良県山辺郡朝和村(現在の奈良県天理市)に生まれる。旧帝国海軍呉海兵団に入団、除隊の後、広島市大手町にて平井眞美館を創業。
1950年、マイクロ印刷技術により特許取得。
1953年、本社を奈良県奈良市に移転[1]。その後、財界では日本経営者団体連盟(現・経団連)常任理事、全日本コロタイプ印刷組合(現・全日本学校アルバム印刷組合)理事長、奈良新聞社監査役などを歴任する[2]。また、海軍OB・海上自衛隊関係者として、奈良県ネービー会会長、自衛隊父兄会会長などを務めた。
1987年、藍綬褒章受章。
1991年、死去。
人物
[編集]旧海軍時代の交友で、海軍・海上自衛隊関係者との人脈が強かった。海軍将校である及川古志郎(海軍大臣、軍令部総長)や小松輝久(海軍中将、元皇族)、特許庁長官などを歴任した井上尚一とは度々会合を持った[3]。
脚注
[編集]- ^ “(株)平井眞美館_会社概要”. www.shinbikan.co.jp. 2023年8月13日閲覧。
- ^ 「社業飛躍の50年 平井眞美館 さらに100周年めざし」『奈良新聞』1986年11月30日、朝刊。
- ^ 『(株)平井眞美館50周年記念誌』平井眞美館、1986年12月2日。