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常盤橋 (富山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
常盤橋
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 富山県富山市
交差物件 常願寺川
用途 道路橋
路線名 富山県道4号富山上市線
管理者 富山県富山土木センター
竣工 1958年(昭和33年)
座標 北緯36度42分11.8秒 東経137度16分30.1秒 / 北緯36.703278度 東経137.275028度 / 36.703278; 137.275028 (常盤橋)
構造諸元
形式 合成鈑桁橋
材料
全長 481 m
5.5 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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富山県道4号標識

常盤橋(ときわばし)は、富山県富山市常願寺川に架かる富山県道4号富山上市線桁橋である。

概要

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富山市と上市町を結ぶ道路の橋として、重要な役割を担っている[1]

同橋が架橋される以前は、冬季(11月 - 翌年3月)は流水箇所に仮橋を架け、それ以外は有料の渡し船で渡河していた。また、荷物は『富山さんど』と呼ばれた人夫が天秤棒でざる籠に荷を載せ毎日運搬していた[2]

明治時代の常盤橋

1889年明治22年)に常願寺橋として架橋されたのが最初である[3]1905年(明治38年)11月22日には富山県の補助も受けて私設の木製[4]賃取橋(全長650 m(うち橋梁部分356m[4])、幅員3.6 m、当時県内一の長橋)が架設された[5]

1906年(明治39年)3月に長さ198間、幅員2間の木桁橋が架橋された[1]1928年昭和3年)5月19日に653mの橋に付け替えが行われた[6]。現在の橋梁は1957年(昭和32年)5月7日に着工し、総工費1億7,500万円かけて建設し、1958年(昭和33年)10月8日に竣工したものである[7]

1978年(昭和53年)、鋼桁の橋長481.0m、幅員2.0mの歩道橋が新設された[8]

橋データ

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  • 左岸 - 富山県富山市本郷島[1]
  • 右岸 - 富山県富山市水橋常願寺[1]
  • 橋の構造 - 合成鈑桁橋[9]
  • 橋長 - 481 m[9]
  • 幅員 - 5.5 m[9]

脚注

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  1. ^ a b c d 角川日本地名大辞典 16 富山県』(昭和54年10月8日、角川書店発行)568 - 569ページ
  2. ^ 『新上市町誌』(2005年9月30日、上市町発行)258 - 259ページ。
  3. ^ 『保存版 ふるさと富山市』(2009年7月18日、郷土出版社発行)128ページ。
  4. ^ a b 『新上市町誌』(2005年9月30日、上市町発行)259ページ。
  5. ^ 『写真集 富山県100年』(1989年6月10日、北日本新聞社発行)241ページ。
  6. ^ 『新聞に見る20世紀の富山 第1巻』(2000年5月20日、北日本新聞社発行)177頁。
  7. ^ 『富山市史 第三巻』(1960年4月15日、富山市役所発行)766頁。
  8. ^ 『新庄北のあゆみ 輝、絆』(2018年2月28日、新庄北自治振興会発行)76頁。
  9. ^ a b c FR16:川を渡る橋・富山県(2019年9月30日閲覧)

関連項目

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