市民日報
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種別 | 日刊 |
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判型 | ブランケット判 |
所有者 | 龔文 |
設立者 | 何曼公 |
発行者 | 速準投資発展有限公司 |
編集者 | 陳霞子 |
設立 | 1944年8月15日 |
言語 | 中国語(簡体字) |
本社所在地 | 中華人民共和国 マカオ 漁翁街196-242號海洋工業中心第二期2字樓B座 |
ウェブサイト | http://www.shimindaily.net/ http://www.facebook.com/市民日報-795087187273395/ |
『市民日報』(しみんにっぽう、ポルトガル語: Jornal do Cidadão)は、中華人民共和国マカオ特別行政区で発行されている新聞。『澳門日報』、『華僑報』と並んで、マカオの主要な中国語の新聞(華字紙)のひとつとされる[1]。
2002年には、ウェブサイトを開設しており、現在の販売価格は1部2元(マカオ・パタカ)である。
歴史
[編集]1944年8月15日[2]、小説家でもあった何曼公(1909年-2010年)が創刊して社長となり[3]、編集総責任者に陳霞子(1905年-1979年)を据えた[4]。
『市民日報』は、創刊直後にはもっぱら新聞小説が内容の中心であったが、数か月後からは国際ニュースや地元のニュースも掲載されるようになり、さらにその後にはスポーツ・ニュースも掲載されるようになった。
1992年からはコンピュータを用いたレーザー製版による印刷が導入された[5]。
この新聞は、2003年にマカオのカジノ運営会社である澳門博彩控股に買収され、その後の紙面は質的にも量的にも良くなっているとされているが、一方では、ニュース、評論、広告など様々なところで、親会社におもねる傾向があるともいう。
2010年5月29日、公式ウェブサイトにトルコ人らしきハッカーが侵入し、サイトの正常な運用ができなくなり、台湾の通信社である中央通訊社は、マカオのメディアのウェブサイトが攻撃された初めての事例であるこの一件は、政治的動機によるハッカーの侵入だった可能性がある、と報じた[6]。
脚注
[編集]- ^ 塩出浩和「マカオ反離保運動 「親密圏」における政治的抗議」『アジア研究』第63巻第1号、2017年、86頁。「マカオの主要華字紙である『澳門日報』、『華僑報』、『市民日報』、そしてテレビ局...」 NAID 130005476035
- ^ “市民日報” (中国語). 市民日報. 2019年12月5日閲覧。 “澳門《市民日報》創刊於1944年8月15日,是澳門歷史最悠久的報紙,” - ページの一番下にある簡単な自社紹介文。
- ^ “何曼公,1909-2010” (中国語). 澳門記憶/澳門基金會 (2019年1月15日). 2019年12月5日閲覧。
- ^ “陳霞子,1905-1979” (中国語). 澳門記憶/澳門基金會 (2019年1月15日). 2019年12月5日閲覧。
- ^ “澳門大眾傳媒現狀與發展方略” (中国語). 澳門基金會. 2009年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月29日閲覧。
- ^ “澳門媒體網站今遭土耳其駭客入侵” (中国語). 中央社. 中央社 (2010年5月29日). 2015年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月29日閲覧。
参考文献
[編集]- 譚志強,《中國澳門特區博彩業與社會發展》第六章,香港城市大學出版社,2010年。