市川美加
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市川 美加(いちかわ みか、1965年8月30日 - )は、日本の画家。フランスのサロン・ドートンヌ展では2017年から2022年まで、6年連続で入選をしている。夫は岡山県の実業家である市川周治。
経歴
[編集]倉敷市児島生まれ。夫である市川周治が創業した不動産会社である株式会社ウェーブハウスの業務全般に関わっていたが、建築関連業務において必要な建物完成予想図(パース)制作のために絵を独学で学んだことをきっかけに、絵画制作をはじめる。なお、作品制作は、株式会社ウェーブハウスの空きスペースを利用したアトリエで行っている。
フランスのサロン・ドートンヌ展では2017年は抽象画部門、2018年は造形部門、2019年は環境アート部門と連続入選をしており、2020年は環境アート部門、シンギュラー・アート部門、絵画部門、造形部門の4部門に同時入選を果たした。2021年は抽象画部門・シンギュラーアート部門・写真部門・環境アート部門・彫刻部門の5部門同時入選に続き、2022年は写真部門・水彩部門・抽象画部門・シンギュラーアート部門・環境アート部門・彫刻部門・デジタルアート部門の7部門8作品同時入選を果たす。これを受けてロンドン、ニューヨークなど、世界各地で個展開催が検討される程に評価が高まっている。
アーティストとして、画家/芸術家カテゴリーにて芸能プロダクションのサンミュージックグループに所属している。
岡山県瀬戸内市のふるさと納税の返礼品として、作品6点が取り上げられた。その際は、瀬戸内市長に表敬訪問を行った。
栄典
[編集]- 「サロン・ドートンヌ展」抽象画部門入選-2017年
- 「サロン・ドートンヌ展」造形部門入選-2018年
- 「サロン・ドートンヌ展」環境アート部門入選-2019年
- 「サロン・ドートンヌ展」環境アート部門入選-2020年
- 「サロン・ドートンヌ展」シンギュラー・アート部門入選-2020年
- 「サロン・ドートンヌ展」絵画部門入選-2020年
- 「サロン・ドートンヌ展」造形部門入選-2020年
- 「サロン・ドートンヌ展」抽象画部門・シンギュラーアート部門・写真部門・環境アート部門・彫刻部門入選-2021年
- 「サロン・ドートンヌ展」写真部門・水彩部門・抽象画部門・シンギュラーアート部門・環境アート部門・彫刻部門・デジタルアート部門入選-2022年
個展
[編集]- 市川美加展-ミカの宇宙-(2019年3月2日~3月8日-銀座・創英ギャラリー)
- 市川美加展(2018年8月7日~8月12日-瀬戸内市立美術館)
出典
[編集]- 『月刊美術』(2019年2月号)
- 『美術年鑑』(2019年)
- フランス「サロン・ドートンヌ展」2年連続入賞の市川美加さんが瀬戸内市長を表敬訪問[リンク切れ]
関連項目
[編集]- 市川周治
- 株式会社ウェーブハウス
- サロン・ドートンヌ(サロン・ドートンヌ展)
- サンミュージックグループ
- 瀬戸内市